【銀魂】俺の周りに色男が多い件について【男主】

七十九話 ページ31

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『じゃあ土方さん俺は先に部屋戻らせてもらうぜ、あと隊服ありがとな』




背中に掛かってる隊服を土方さんに差し出すが中々受け取ろうとせず、ｼﾞｰｯと顔を見てきた




『あーっと、洗ってから返した方が良いか？...だよな！無神経なことして悪かったな！』




土方さんが何を考えてるか分からなかったため一人で話し一人で解決してその場を去ろうとしたときだった



ｶﾞｼｯ




『うおっ』




腕を掴まれ、歩く足を止められた



最悪なことに稽古でくたくたな俺は腕を掴まれただけだと言うのによろめいて土方さんの方へと倒れてしまった




『悪い、助かった』




しかしすぐに土方さんが反応してくれたため何とか地面に倒れることは無かったのだが、

受け止めてくれた土方さんの腕の中には収まる感じになってしまった




『俺汗だくで汚ねぇってのに悪い！』




...何かさっきから俺、悪いばっか言ってる気がするな


そんなこと考えながらも土方さんの腕から抜けようとすると腕に力を入れられ、簡単には抜けられなくなってしまった




『ちょ、土方さん？そんなに力入れられると俺抜けられねぇんだけど』




ﾊﾞｼﾊﾞｼと土方さんの腕を叩いてると更に力込められて思いっきり腹が締められた



うぇっ、何やってんだこの人、普通に苦しいわ！




「聞きてぇことがある、Aお前は今日俺の部屋で寝ろ」



『ひ、土方さんマジで苦しいから力緩めてくれ』



「...。」



『うえ"ぇぇ...何！？アンタ今何つった！！？寝る？一緒に寝る！？分かった！一緒に寝るからよ！』




そう言うと同時に俺は解放された




...はー、死ぬかと思った

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