【銀魂】俺の周りに色男が多い件について【男主】

七十八話 ページ30

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総悟の肩を全力で殴ったあと、稽古場を出て外の風に当たりに行く




『あー、疲れた』




その場に座り、目を瞑って稽古で学んだことを思い出す


...それにしても、稽古だけでこんな大変ってことは真撰組ってのは本当にすげぇ仕事ばっかりあるんだろうな



心地良い風にｳﾄｳﾄしながらそんなこと考えてると



ﾊﾞｻｯ




『...ん、隊服？』




気づけば俺の背中には隊服が掛けられていた


だが、掛けられた瞬間にタバコの香りがしたため、すぐに誰の隊服か分かった




「冷えるぞ」




顔を上げて声の主を見ると、やはり俺の思った人だった




『土方コノヤローさん』



「誰が土方コノヤローだ！！！」




間髪入れずにツッコミを入れてきた土方さんが面白くて思わず笑う



すると土方さんが俺の隣に腰を下ろした




「さっきの試合、大した動きだったな」



『えっ、見てたのかよ』




土方さんは、あぁと答えるとタバコを吸い、言葉を続けた




「10年前までは竹刀に触ってたといえ、五時間基礎を習った程度であそこまで動けるならテメェには間違いなく才能がある」



『ははー、そんなに褒めても何も出ねぇぞ』




尊敬してる人がつらつらと自分のことを話していくのがくすぐったくて茶化すように話を終わらした




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本当に本当に！ありがとうございます！！！

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