【銀魂】俺に迫る色男が多い件について【男主】

百四十六話 ページ1

(う腐腐要素注意☆)




・




『ん』




ｷﾞｭｯと目を瞑ってもう一度目の前のコイツの口を塞ぐと、微かにだが酒の味がして少し酔いそうになった



ていうかあれなんだな

野郎と言えど唇は柔らかいもんなんだな


...と、まるで他人事のようにﾂﾗﾂﾗと心の中で感想を述べていると




「は、A！！？」



「Aさん！！？」




後ろから十四郎さんと総悟の焦った声が聞こえた


大丈夫だぜ二人共。お前らは絶対に傷付けさせねぇから安心しろ



そんなこと思いながら唇を離してゆっくりと目を開くと、至って普通の表情の高杉晋助が目に入った


...良かった。怒ってはねぇみたいだな
(実はちょっとびびって((



目の前の高杉晋助の表情を確認すると俺は、
驚きのあまり固まってる総悟と十四郎さんの方を向いた




『あー、悪ｨな総悟に十四郎さん。ファーストもセカンドも無くなっちたわ』




ﾍﾗｯと笑って二人に謝ると二人はﾊｯとして意識が戻ったのか、ほぼ同時に腰の刀を抜いた





.....ん？



腰の刀を、抜いた？




「土方さん、高杉晋助(アイツ)を殺る命令をくだせｪ、てかしろ」



「落ち着け総悟そんなに早まるんじゃねぇよ。それとアイツは俺が殺る」



『いや待て何で二人共そんなに殺気立ってんの？ていうか俺が気を逸らした意味は！？
そんなに殺気立たれたら体張って気を逸らしたハズの俺の立場無くなるんですけど！！？』

百四十七話→

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