【○魂】俺とアイツの絡みが本編よりも多い件について【男主】

もしも俺が攘夷志士でヅラと恋人だったら【桂小太郎】 ページ13

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「手ｪ出せ」




言われた通り腹の前に手を纏めて出すと、ｶﾞｼｬﾝｯと音と共に手には冷たい手錠が掛けられた




「さっさと行くぞ」




ﾌｩｰと煙を吐きながら踵を返してパトカーへと向かって行く副長



一方の俺は崖から見える広い海を見つめながら口を開いた




『俺な、アンタとは違う出会い方してたら、アンタは俺の心を許せる奴の1人になってたと思うんだ』



「...突然何言い出しやがる」




体の向きを変えて土方の方を向く




『でも俺とアンタはお互いの立場上、そうなることは絶対にない』



「...さっきから何が言いてぇ」




眉間に皺を寄せながらをこっちを見る土方


俺はちゃんと土方の目を見て言葉を続けた




『だから、来世は友達になれると良いな』



「は？...なっ！！！？」




そのまま後ろに倒れて崖から急降下する俺


身体が浮遊感に襲われて物凄く気持ち悪い




『あばよ土方十四郎！！！』




崖から見える、驚きのツラをしてる野郎



...これで奴との別れは済ませた。


あとは___






「Aーーー！！！！！」



『おせぇぞ小太郎！！！』




俺を助けに上空から登場した小太郎に掴まるだけだ




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(画面の前のお前、


いきなりシリアスぶっこんできたなーとか思ったか？



...俺が何の作戦も無しにあの高さから跳ぶハズねぇだろ。


ただでさえ高いところが嫌いだってのによ)

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