僕が今日も男の人たちに囲まれて過ごしているのにはワケがある。

声で判別できる ページ27

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くじ引きの結果、森久保さんと蒼井さんと前野さんと…



達「なんでまた？」



鈴木さん…




ペアっていうから、二人組とかだと思ってたけど、5人で行くなら怖くない…よね？




宮「道はー、ここ真っ直ぐだから、迷うことなーし！」



いってらっしゃ〜いと、笑顔で手を振られ、森に入っていく。



〈うわーーーー！〉



どこか遠くの方で声がした。


「ど、どなたの声ですかね？」


森「寺島くんかな？」


またどこかで悲鳴


「あれは…」


前「下野さんだと思う。」




今度は言葉にもなってない声。



「あ！あれはわかります。梶さんだ！」




なんて、明るい声で言ってるけど…



森「Aー、はやくおいで〜」



足がガクガクで動けてません‼



前「怖いものないから〜」


達「逆に、そこにいるとなんか出てくるかも」



そ、そんな〜



蒼「ほら、大丈夫？」


顔を上げると、蒼井さんが手を差し伸べてくれていた。



「すみません…」


森「それじゃあ森の奥まで走るぞ！」


森久保さんの合図で皆さんが走り出した。



________



途中、神谷さん、櫻井先生、諏訪部さん、鈴村さんなどにおどかされたけど





なんとかウサギのぬいぐるみを持って、帰ってこれました！

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