僕が今日も男の人たちに囲まれて過ごしているのにはワケがある。

我慢しすぎ・・・ ページ16

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フロアは満席。


外にも大勢のお客さん。



スタッフの人達もほぼほぼ出払ってる。



私はキッチンのカウンターでケーキや飲み物の注文を受けながら、注文されたものを出す。というのを繰り返してて、目が回りそう〜


ケーキは夏樹くんと前もって作っておいたのがあるけど、飲み物はそうはいかない。


特に温かいものは…




てことで、今お湯沸かしてます。




福「A、オーダー、今大丈夫？」



「はい！」



福「えっと…このケーキとこれと…」


カウンターで注文を受けてたら、お湯が沸騰してシュンシュン言い始めた。



「す、すみません」


いったんコンロのほうに手を伸ばして火を止める・・・

でも、よそ見をしていたせいでうっかり、やかんに手が触れた。



「あっつっ！」



福「大丈夫！？」


キッチンのほうに入ってきた福山さん。


福「見せて。」


「これぐらい平気です。」


本当はひりひりしてるけど・・・


福「平気じゃないでしょ。手、出して。」



素直に手を差し出すと、そのまま水道のほうに引っ張られた。



福「ほら、赤くなってる。ちゃんとすぐに冷やさないと、悪化するよ？」



福山さんが、私の手を優しく握って、水にあてる。

なんだか、とても近いです。


福「救急箱、ここら辺にあったよね・・・あ、これだ」


福山さんは、応急処置をしてくれた。



「すみません。有難うございます。」



福「これからは、無理に我慢しちゃだめだからな。」



頭ポンポンされて、いつもの明るい笑顔で微笑まれました。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿


大変遅くなってすみません！

テスト終わったので、更新できそうです。
これからもよろしくお願いします。


声優様に会いたいです。

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