【呪術廻戦】なるほど！呪術師はクソってことか！【僕のヒーローアカデミア】 (ページ6)

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「ここだよなあ」

五条先生に指定された時間丁度に、雄英高校の正面玄関に辿り着いた私。めちゃえらい。

でもあの人のことだから3分遅刻とかになってそうだけど。うーんそれにしても·····

「クソデカすぎ」

そのデカさと圧迫感にはわわと口を押える。

ビルかこれ？嘘でしょ？これ学校なの？？流石はエリート校。うちの校舎なんて木造やぞ？？文化遺産認定とかされそうなレベルの古さやぞ？？

「やあ！初めまして！君が護衛に当たってくれる生徒かな？」

「うっお」

急に隣からかん高い声が聞こえてくる。そちらを見るとネズミが一匹。二度見案件発生。

·····え？声が可愛くない？皆こんなもんだって。ね？
次言ったら口縫い付けちゃうぞ？

てかエリート校って喋るネズミ飼ってんの？長靴をはいた猫的な？ベストを着る鼠？

「おっと、自己紹介が遅れたね！僕は雄英高校の校長。根津さ！」

フリーズする私を見て気遣いげに手を差し出すネズ、いや、根津校長。そっかそっか。多様性な社会だもんね。うんうん。

「あ、はい。護衛任務に当らせていただきます。片喰(かたばみ)Aと言います」

「片喰さんだね。資料は貰っているよ！立ち話もなんだし、入ろうか！」

校舎をトコトコ歩く根津校長の後を着いていく私の後ろに、二人の男性がピッタリ付き添っている。なんか偉い人になった気分。ワハハ。

「ここさ」

先導していた校長が立ち止まる。校長室の扉は、軽々2mは超えていそうだ。いや絶対校長1m無いだろ。