赤目駅 ページ2
「すまないね。君の他にあと数人、ご友人の方を連れてくるように頼まれているんだ」
『あ、そうなんですか……』
今日は待ちに待った金曜日。
ついさっき、友達に引かれるほどのテンションで学校を出た私。
それが今、私は見馴れない駅に止められたワゴン車の後部座席に乗せられている。
……いったい、どうしてこうなったのだろうか。
充電中のスマホの画面をつけたり消したりしながら、少女は突然送られてきたメールのことを思い出していた。
簡単に説明するのなら、始まりはつい昨日のことだ。
最近、「アゲハ」という名前でゲーム実況を始めた私。
(まぁ、ジャンルは勿論ホラーだよね！)
そんな私は、ネットで「鬱先生」という同じ実況者と知り合った。
鬱先生は私と違って、集団でゲーム実況をすることが多いらしい。
しばらく私達はメールのやり取りを積み重ね、先週「実際に会ってみないか」という誘いのメールが来たのであった。
正直鬱先生という人物像も気になっていて、実際に話してみたいという気持ちもあったので、私はすぐにOKのメールを送った。
そして今日。
此処、赤目駅という場所で会う約束をしたのだが……。
『家にお邪魔するなんて聞いてないよ……』
少し話した後にすぐに帰ると思っていたので、私の格好は制服。
荷物もスマホや財布、いつも学校に持っていっているものばかりだ。
せめて何かお菓子でも持っていくべきだよね……。
とりあえず母に帰りが遅くなるというLINEを送って、私は小さくため息をついた。
それにお友達も一緒だなんて……忙しいなら、別の日でも全然構わなかったのに。
ぼうっと窓の外の景色を眺めていると、運転手の男性からふと声をかけられた。
「本当に彼処に行くのかい？」
『え？は、はい……』
「そうか……」
『……？』
気まずそうに運転手の人は外へ目をそらす。
すると目的の人達が見つかったのか、車のクラクションを鳴らした。
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赤井司(青八木零)(プロフ) - シリウスさん» 是非！！！！ (2019年6月27日 14時) (
レス) id: 32189bcc43 (このIDを非表示/違反報告)
シリウス(プロフ) - 赤井司(青八木零)さん» 寧ろ描いてくださるんですか！？嬉しいです！是非お願いします！ (2019年6月26日 7時) (レス) id: 6232b3f710 (このIDを非表示/違反報告)
赤井司(青八木零)(プロフ) - あの、出来たらでいいのですがイメ画を描いてもええですかね？是非描きたいです！ (2019年6月26日 0時) (レス) id: 32189bcc43 (このIDを非表示/違反報告)
シリウス(プロフ) - ネコの大罪さん» コメントありがとうございます！今までずっと気づきませんでした……ご指摘ありがとうございます！この作品を読んでいただき、ありがとうございました！ (2019年3月7日 18時) (レス) id: 6232b3f710 (このIDを非表示/違反報告)
ネコの大罪(プロフ) - クトゥルフを再現できていて面白かったです。後、細かいですが案内2のシャオロンの「重い｣が「思い｣になってる気がします。今さらですが指摘してみました。本当に細かくてすみません。 (2019年3月7日 15時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
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