ｴﾝｶｳﾝﾄｼﾞｬｰｼﾞｨ!! ページ33
田中side
あれ、今中村さん田中って言った！？
田中さんじゃなくて！？
……急にどうしたんだろ？
理由を聞こうと思ったが、颯爽と自宅に走って行った。
次に会った時でいっか。
＿＿＿＿
時は経ち。
今日は待ちに待った、エンカウントの収録日。
が、ある重大な事に気づく。
…私、収録場所知らない。
デビューしてからマネージャーが居るには居るが、私みたいな新人に付いてくれるマネージャーだ。
もちろん下っ端。
マネージャーに聞いても『すいません、事務所に確認します』としか返信が来ない。
当人に聞いちゃった方が早いや。
田中あのー、今日の家が分からないので
田中教えてもらってもいいですか?
中村さん家ってか現場ね笑 オケ。連れてってあげるよ
田中ありがとうございます!
中村さんに言われた時間通りに家を出ると、私が遅刻した訳でもないのに中村さんは私の家の玄関前にいた。
まっててくれるのはありがたいけど…なぜ、私の家の玄関の前で仁王立ちしているのか…。
田中｢あ、おはようございます」
中村｢おはよう。行こっか」
田中｢はい！｣
マンションを出て、黙って中村さんに付いていくとなんだか質素な感じのアパートに着く。
中村｢着いたよ｣
田中｢え、近っ」
そう、憧れのエンカウントの収録現場は意外と家から近かった。
田中｢おじゃまします！｣
中に入ると普通の家と同じ間取りだが、廊下にはたくさんの高そうな機材。
と、たくさんの人。
田中｢すご…｣
中村｢こうゆうの初めてだよね｣
田中｢…テレビみたい！！｣
中村｢一応テレビだよ？」
すると、奥の方から聞き覚えのある声がした。
その声の主は私たちを見るなりダッシュでこちらにやってくる。
杉田｢田中さん、おはよう！はいこれ！｣
田中｢これ…なんですか？｣
かなり大きめで重量のある袋を手渡される。
杉田｢開けてみて」
中を開けると、見たことあるロゴがついた黒色のジャージ。
これはっ！
杉田｢ｴﾝｶｳﾝﾄｼﾞｬｰｼﾞｨ!!(のぶ代さんの声)｣
田中｢ありがとうございます！」
自分が出来る最大限の笑顔を杉田さんに向ける。
杉田｢俺と…中村くんからのプレゼントだよ！｣
杉田さんが中村くんを強調して言ったため、中村さんの方を向くと、照れている中村さんが居た。
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ふぁくと(プロフ) - 悠衣さん» コメントありがとうございます！！そう言って頂き本当に嬉しいです(/ω＼)頑張るので、是非楽しんでご覧下さい！ (2017年3月29日 23時) (
レス) id: 7033e1dd14 (このIDを非表示/違反報告)
悠衣(プロフ) - とってもとっても面白いです!!この小説大好きです。エンカウント編も楽しみにしてます！ (2017年3月29日 22時) (携帯から) (レス) id: a5a3a00bb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁくと(プロフ) - 蒼井憂雨さん» ありがとうございます(；▽；)このコメントを励みに頑張らさせていただきます！！ (2017年3月22日 13時) (レス) id: 7033e1dd14 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井憂雨(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってください(*´ω｀*) (2017年3月22日 12時) (レス) id: f7de849322 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁくと(プロフ) - 青宙先生。さん» 【ここからは直接脳内に】本当にありがとうございます。あなたのおかげでほかの読者にばれることなく、訂正ができます笑(超小声) 本当に丁寧な訂正コメントありがとうございました。(大声) (2017年3月20日 23時) (レス) id: 7033e1dd14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉると | 作成日時：2017年2月26日 16時
