〜学校へ帰る〜 ページ26
私は、どうやってここから学校まで帰るかを考えていた。
考えてても駄目。まずは、レギュラスの体調が大事だよね。
「レギュラス。目を覚ましてよ。せっかく助かったのに、寝たままだと時間がもったいないよ。」
レギュラスの手を握る。でも、レギュラスからの反応は無い。
このままだと、私もレギュラスも退学処分になる。それどころか、魔法省に呼び出されて・・・！！「どうしよう〜！！！」そうだ、袋に魔法をかけて箒をもってこよう。
私は、杖を振った。ビュン！箒が飛んできた。
「レギュラス、レギュラス。」「・・・。」反応が無い。まさか・・・！！！
私は、レギュラスの胸に耳を当てた。ドクン、ドクン・・・。かすかに音が鳴っている。
レギュラスの手が私の頬に触れていた。薬を取り寄せ、飲ませてみる。
「レギュラス。せめて、箒に乗って。それじゃないと学校に帰れないよ。」
「Aさん・・・。」「よかった。目が覚めたんだね！起きれる？」私は、レギュラスの体を支える。
何とか、箒に乗ることができた。「もう時間が無いから、結構飛ばすね。しっかり捕まってて。」
「Aさん、すみ・・・ません。」「謝ることなんてないよ。私が勝手にここまで来ただけだから！気にしないで。レギュラスが無事で本当によかった！」
かなりスピードを飛ばしてきたから、起床の１時間前に着くことができた。
「談話室まで送っていくよ。」「ありがとうございます・・・。」かなりレギュラスは、フラフラだった。誰かに見つからないか、とても心配だったけど、幸い誰にも会わなかった。
「レギュラス。しっかり休んで元気になってね。」「はい。Aさんには、本当に迷惑をかけてしまい、すみませんでした。」大丈夫かな・・・。レギュラスの背中を見送り、私も急いで談話室へ。そして、部屋に戻りベッドに倒れこんだ。
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Mia(プロフ) - 読んでるとハリーポッターの世界に引き込まれました！凄かったですよ！ (2020年3月30日 11時) (
レス) id: 74332ca93a (このIDを非表示/違反報告)
天命澪里(プロフ) - ありーすさん» ありがとうございます！まだまだ初心者ですが宜しくお願いします！ (2018年9月25日 19時) (レス) id: e8006ff7c5 (このIDを非表示/違反報告)
ありーす - 面白いです！頑張れ (2018年9月24日 19時) (レス) id: 26236bbcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天命澪子 | 作成日時：2018年5月23日 21時
