〜自覚〜 ページ17
私とレギュラスは、学年、寮関係なく仲良くなっていった。セドルは、毎日女子生徒に囲まれているらしい。レギュラスと話していると、ジェームズたちが走って来た。
「今からさ、セブルスに悪戯しにいくんだけど、お前も来いよ！」一瞬、うん！と、行ってしまいそうになったが、リリーと約束したしな・・・。「だいたいさ、Aもレギュラスと同じように変わってるよな。」「え！？」シリウスが言った。変わり者か・・・。なんか、それでいいかも！「Aさんは、優しいのですね。」「そうかな？でも、嬉しい！ありがとう。」私は、笑顔で言った。レギュラスと話しているとすごく楽しいし、胸が躍る。
やっぱり、これが恋・・・！！！クリスマスになったら、お母様とお父様に自慢しようっと！
私は、授業中もレギュラスへ思いをはせていた。「Ｍｓ．クレティル。Ｍｓ．クレティル。」
先生に呼ばれていたのを全く気が付いていなかった。「は、はい！」「ちゃんと話を聞いていましたか？」マクゴナガル先生は、呆れている。黒板を見ると・・・。「あ、わかりました！」
「罰則として、この本を要約してきてください。期限は、５日間です。」「ありがとうございます！」要約とか、何か月ぶりだろ〜！楽しみ〜！！本のページ数は、軽く１０００ページを越えていて、さらにやるきが高まった。
ドン！思い切り、図書室の机の上に課題の本を置いた。「姉さん、何やらかしたんだよ。」
「先生の授業をちゃんと聞いてなかったから、罰則で課題をもらったんだ！面白そうだね〜！」
「Aさんは、勉強を苦と思わない、天才肌の人なのですね。」「レギュラス。姉さんは、ただの馬鹿だからな。天才じゃないぞ。」「ぬおう！弟のくせに、生意気だよ！」「姉さんだって、そうだろ！姉のくせに、弟に迷惑ばかりかけやがって！」またまた、姉弟喧嘩が・・・。
その後私は、夕食も食べずに図書室にこもり、要約を進めた。
「A。夕食を食べに行きましょうよ。」「うーん。もう少しで終わるから、先に行ってて。」私は、リリーにそう言い、一晩中要約を続けた。
いつのまにか眠っていた。「・・・さん、・・・さん！」まどろみの中で、誰かが私を呼んでる・・・？顔を上げると、レギュラスだった。「寮のみなさんが心配していらっしゃっていましたよ。」「ふわあ〜。」私は、大きなあくびをした。
「やっぱり、僕が思った通り、Aさんは、素敵です。」「！？」
頭の中が真っ白になった。
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Mia(プロフ) - 読んでるとハリーポッターの世界に引き込まれました！凄かったですよ！ (2020年3月30日 11時) (
レス) id: 74332ca93a (このIDを非表示/違反報告)
天命澪里(プロフ) - ありーすさん» ありがとうございます！まだまだ初心者ですが宜しくお願いします！ (2018年9月25日 19時) (レス) id: e8006ff7c5 (このIDを非表示/違反報告)
ありーす - 面白いです！頑張れ (2018年9月24日 19時) (レス) id: 26236bbcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天命澪子 | 作成日時：2018年5月23日 21時
