今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:3,157 hit
小｜中｜大
7．小瀧望 ページ7
コンコンッ
「入んで〜」
ドアの開く音の次に流星としげ、あとはどっかで待ち望んでたAさん。
「なんでしげとAさんが来てんの。」
冷たく言い放ってまう俺に自分で腹立つ。
「ごめん、俺が連れてきてん。Aとしげ、心配そうに望の席見てたから。」
流星にそう言われてからAさんとしげのことみたら心配してくれてるんが伝わってきた。
「はよ帰れ！！」
ちょっとの沈黙の後、4人だけの静かな空間に俺の冷たい声が響いた。
「望。それはないんちゃう？」
真剣な顔した流星にビクッてする。
「Aもしげも心配してくれてるんやで！？」
「ごめ、………」
涙溢れそうなん我慢して必死に声出した。
「大丈夫。怖いねんやろ？不安なんやろ？泣いてもええねんで。」
流星の温もりが体に伝わってきて、涙が溢れてもうた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
