君のそばで【呪術廻戦】

第46話 ページ47

〜Aside〜



注文した料理が運ばれてテーブルに並べられた

「美味しそうね！」

「じゃあ食べよっか」

JKらしく(？)料理の写真を撮り､食事を始める

ランチセットのバンバーグを1口頬張る

「うーん！おいひい(美味しい)！」

ランチセットにして正解だったかも！本当に美味しい！

「一緒に食事する時いつも思うけど､ホントAって美味しそうに食べるわね」

「え、本当？」

そんな事初めて言われた…

「ホントホント､写真に残したいくらいよ」

そ､そんなに…？買い被り過ぎじゃない？

『撮っていい？』と聞かれて少々困惑しつつ､まぁ減るもんじゃないし…と思い了承した

しかも結構な枚数撮るから逆に心配になって来る

そんなに食べてるとこ撮ってフォルダ大丈夫？

しばらくして満足したのか野薔薇ちゃん写真を撮るのを止めた

「しっかし､よくそんなに食べれるわね」

そう言う野薔薇ちゃんの目線の先には私が注文した

ガッツリめのランチセットとデザートのふわふわパンケーキ

「えへへ…色々お店回ったらお腹空いちゃって

そういえば高専に入学してから食べる量ちょっと増えた気がする」

術式使うために頭フル回転させることも多いし､戦ってばっかりで運動量が多くなったからかも

中学まではもう少し少なくても大丈夫だったのにな

「そーなの？でも油断してたら太るから気をつけなさい」

「あ､そうだよね！気をつけるよ」

その可能性失念してた…適度ならいいけど行き過ぎると動きが鈍って術師生命に関わるもんね

あと純粋にみっともないし不健康

とはいえ今回は残す訳には行かないのでいつも通り食べることにして夕食を少し減らそうかな


その後食事を終えしばらく休憩しているとスマホを見ていた野薔薇ちゃんが

おもむろにこんなことを聞いてきた

「ねぇ､アンタって伏黒のことどう思ってんの？」

いきなりの質問に私はｺﾞﾌｯと思わず飲んでいた水を吹き出しそうになった

「ｺﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…い､いきなりどうしたの？野薔薇ちゃん」

「いいでしょたまには

ずっと考えてたのよ､あんたたちの性格にしては距離近くね？って」

私達はたから見たらそんな感じに思われてたんだ

「まぁ伏黒くんとは高専入学前から同じ呪術師になる人としての関わりがあったし…正直慣れと言うしか」

今､記憶無くしてもう1回今の伏黒くんと人間関係構築しようとしても多分今ほどにはならないと思う…

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