君のそばで【呪術廻戦】

第45話 ページ46

〜Aside〜



都心部へお出かけしている私と野薔薇ちゃんは昼食も兼ねて休憩することに

「どこかで休憩しよっか､私､この間オシャレなカフェ見つけたんだけどそこでもいいかな？

ご飯美味しかったからまた行きたいなって思って」

普段はカフェとかあんまり行かないんだけど､ここから近いし

好きな漫画に出てきたカフェのモデルになったお店で､行ってみたらすごく良かったから

野薔薇ちゃん気に入ってくれるかもって思ったんだよね

「いいわね！そこ行きましょ」



カフェに入るとお客さんはそこそこいるものの満席という訳ではなく

2人だと言う事もありすぐに席に通された

「なかなかいい店ね､木造っぽい創りとか照明とか」

「でしょ？結構広々してるし家具のセンスも良くていいなって思ったんだ」

思った通り好評な様子､おすすめして良かった

店内を眺めるのもそこそこにメニューを見ると

美味しそうな料理の写真がたくさん載っていた

「このお店はふわふわのパンケーキが美味しいんだよ」

「そうなのね､ あ､パンケーキ食事系もあるみたい､私それにする」

「そっか､私はどれにしよう…」

前回は確かオムライスとパンケーキにしたんだったかな

あ､ランチセット美味しそう

「私はランチセットにするよ」

注文を済ませて料理が来るのを待っていると野薔薇ちゃんが

「ありがとねA､こんな素敵な店紹介してくれて」

と言ってくれた

「いえいえこちらこそだよ､今日誘ってくれてありがとう

今日野薔薇ちゃんが誘ってくれなかったら､今頃私1人でうんうん唸ってただろうから

本当にいい友達を持ったな…」

「そうね､これからもなんかあったらまず私を頼りなさい､絶対アンタの力になってあげる」

「ありがとう､そうさせてもらうね」

野薔薇ちゃんがいてくれると心強い

野薔薇ちゃんと出会ったのはわりと最近なはずなのに

話してるとずっと前から友達だった気がする

もしかして､こういうのを『親友』って言うのかな

それはさすがに言い過ぎかな

なんて考えていると注文した料理が運ばれてきた

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