第30話 ページ31
〜Aside〜
高専に戻った私達は今回の件についての報告を済ませ適切な処置を受けた後､野薔薇ちゃんと合流した
釘「『長生きしろよ』って自分が死んでりゃ世話ないわよ…
あんたたち仲間が死ぬのは初めて?」
伏「タメは初めてだ」
A「私も…」
釘「ふーん､その割には平気そうね」
伏「お前もな」
釘「当然でしょ､会って2週間やそこらよ
そんな男が死んで泣きわめくほどチョロい女じゃないのよ」
「ったく…」といいつつため息を着いた野薔薇ちゃんを見ると口もとが震えていた
やっぱり野薔薇ちゃんも､強がってたけど平気な訳じゃないよね…
A ｢(これで術師の知り合いが死ぬのは何度目かな…)｣
なんて考えても仕方ないけど今回ばかりは感傷に浸らずにはいられなかった
伏「暑いな」
釘「そうね､夏服はまだかしら」
A ｢そうだね、いつだろうね」
しばらく私達の間には沈黙が漂った
そしてそれを破ったのは意外な人物だった
真希「な〜んだ、いつにも増して辛気臭いな恵､そんでAも
お通夜かよ」
伏「禪院先輩」
A｢あ､真希先輩｣
真希「私を苗字で呼ぶんじゃねぇ！」
私達の前に現れた真希先輩にパンダ先輩が小声で話しかける
パ「(ｺｿｯ)真希！真希！」
真希「なんだ､今話し中だ」
パ「し…知らないのか？あいつらが暗い訳」
真希「なんのことだ」
パ「マジで死んでるんすよ､昨日
一年坊が1人」
狗「おかか(その態度はちょっと…)」
真希「うっ､は・や・く・い・え・や！
これじゃ私が血も涙もない鬼みてぇだろ！」
パ「実際そんな感じだぞ」
狗「ツナマヨ(たしかに)」
えっと…コントかな?先輩達何しに来たんだろ…
釘「何?あの人たち」
あ､そっか野薔薇ちゃんは､はじめましてだよね
A ｢2年の先輩だよ
ポニーテールのメガネかけてる先輩は禪院真希先輩
呪具のスペシャリストでその扱いは学年トップ」
「後ろにいる白髪で口もとを隠してる先輩は呪言師の狗巻棘先輩
普段はうっかり呪っちゃうのを防ぐためにおにぎりの具で会話してるよ」
「で､その隣がパンダ先輩」
伏「あと1人乙骨先輩って唯一尊敬出来る人がいるが､今海外」
釘「ってあんた達パンダをパンダで済ませる気?」
と言われましても…
A｢う〜ん､それ以上に説明しようがないしな…パンダ先輩はパンダ先輩だし…」
釘「1番欲しい情報が…ない！」
なんて話していると噂のパンダ先輩が話を始めた
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みぃ(プロフ) - さらさん» ご覧いただきありがとうございます！楽しんで頂けてなによりです！これからもよろしくお願いします！ (10月30日 6時) (
レス) id: 6559ee5f93 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！凄く読みやすいです！！伏黒くんのお話も少ないので書いてくれて嬉しいです！！ゆっくりで良いので、更新楽しみにしてます！！ (10月30日 1時) (レス) @page39 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 狗巻棘くんの()内のセリフは意訳です！なのでエンタメとして感覚で楽しんでいただけたらと思います！ (9月20日 2時) (レス) id: 6559ee5f93 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - ご覧いただきありがとうございます！更新頻度は少なくムラがありますが、更新された際には是非楽しんでいってください！ (9月10日 1時) (レス) @page30 id: 59c0e1f65d (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年4月29日 13時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2022年1月4日 20時
