第26話 ページ27
〜Aside〜
…私は本当の意味で”特急呪霊”が"器に受肉した”ということを理解していなかったのかもしれない
もしくはあまりにも今までが楽観的すぎてその恐怖心を忘れてしまっていたのかもしれない
目の前にいるのは長い時を経てもなお"強者”とされて来た存在
まるでこの先に待つのはどこまで行っても"死"でしかないという錯覚に陥る_…
伏黒 ｢分かってないんだな､あいつは…虎杖は戻って来る
その結果自分が死んでもな…そういう奴だ｣
宿儺 ｢買いかぶり過ぎだ､こいつは他の人間より多少頑丈で鈍いだけだ
先刻もな､いまわの際で怯えに怯えゴチャゴチャと御託を並べていたぞ？
断言する､奴に自死する度胸はない｣
"死”を目の前にして怖がるなんて当たり前
虎杖くんはついこの間まで普通の高校生活を送ってたんだもん
この業界で長いことやってたとかならともかくそんな人間に
自分の死が差し迫った状態で冷静でいろって方が無理でしょ
A ｢(でも虎杖くんは結局立ち向かうんだ…"正しい死"の為に
自分の…信念のために_…！)｣
動け
虎杖くんを助ける方法を考えろ
宿儺の隙を作るなりなんなりして
せめて伏黒くんの足手まといにならないように…!
『自然操術 重力減少 旋風』
宿儺 ｢せっかく外に出たんだ､広く使おう｣
一気に間合いを詰めて構える
『風圧弾』
伏黒くんの攻撃と共にかわされる
なら今度は…『旋風』を手にまとわせて…
伏黒くんと同じタイミングで殴りかかる！
宿儺 ｢ぬるいな｣
腕を掴まれ林地帯に投げ飛ばされる
伏黒 「A! ﾁｯ」
ｳｯ…大きめの木に衝突した…鉄の匂いがする…
でもここなら…
A ｢あれは…大蛇(オロチ)と鵺(ぬえ)！
そしたらタイミングを見て…｣
私は再び構え宿儺が鵺を避けているどさくさに紛れ『風圧弾』を放つ
…しかし
A「…あんなに器用に避けれるものなの…!?」
まるで動きが読まれているかのように避けられる
このままじゃ式神に当たっちゃいそう…
こうなったらシフトチェンジするしかないよね
近くにある木に触れ､呪力を纏わせる
言うなれば
『自然操術 森林操作 』
ちょうど大蛇が破壊されたタイミングで木々を急成長させ枝を伸ばし宿儺を拘束する
しかし圧倒的なパワーでへし折られてしまった
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みぃ(プロフ) - さらさん» ご覧いただきありがとうございます！楽しんで頂けてなによりです！これからもよろしくお願いします！ (10月30日 6時) (
レス) id: 6559ee5f93 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！凄く読みやすいです！！伏黒くんのお話も少ないので書いてくれて嬉しいです！！ゆっくりで良いので、更新楽しみにしてます！！ (10月30日 1時) (レス) @page39 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 狗巻棘くんの()内のセリフは意訳です！なのでエンタメとして感覚で楽しんでいただけたらと思います！ (9月20日 2時) (レス) id: 6559ee5f93 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - ご覧いただきありがとうございます！更新頻度は少なくムラがありますが、更新された際には是非楽しんでいってください！ (9月10日 1時) (レス) @page30 id: 59c0e1f65d (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年4月29日 13時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2022年1月4日 20時
