第四章〜家族からの伝言〜 ページ18
私は彼の背に腕を回し、きつく抱き締め返す。
太宰「………Aの為なら、何だってするよ。例え死ぬような事でも」
私「それは私が嫌だなぁ 苦笑」
小さく笑って、一旦治から離れる。
今は、包帯は全く付けていない。だから首元には、焼けていない白い肌が見えている。
太宰「…………A。君の家族の事を彼奴から聞いたよ」
ドクン、と、大きく心臓が脈打つ。
太宰「…………君のご両親から、彼奴は手紙を預かっていたそうだ。
それがコレ。
君に渡したくなかったそうだけど、隠し場所を吐かせて探したよ」
そう言い乍ら取り出す、古びた一つの封筒。
薄い流麗な字で「愛良 と 亮 から,沙耶 と A へ」と書いてある。
治からそれを受け取り、私は意を決して、封を開けた。
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妃薫(プロフ) - 東雲さん» 続きが気になるだなんて…!有難う御座います!はい、頑張ります!( *´艸`) (2017年4月16日 13時) (レス) id: 8dc03448b2 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - 続き気になります!無理しない程度に更新頑張ってください(^^) (2017年4月16日 11時) (レス) id: 9f104312a4 (このIDを非表示/違反報告)
妃薫(プロフ) - 亜矢音@らるきゅんさん» ありがとう!頑張る^^ (2017年4月15日 11時) (レス) id: 8dc03448b2 (このIDを非表示/違反報告)
亜矢音@らるきゅん(プロフ) - 更新頑張って! 応援しるよ! (2017年4月14日 22時) (レス) id: 836e87d626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妃薫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nakaharaty1/
作成日時:2017年4月14日 21時