もっといっぱい舞って頂戴？【文豪ストレイドッグス】 (ページ17)

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次の日。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

私は探偵社に出社した。

　
　
　
　
　

中に入った途端、皆に心配された。

「大丈夫？」「怪我してない？」「あの男は最低だね」

　
　
　
　
何時もなら、(どうせ嘘でしょ。偽善でしょ。嗚呼下らない)とか思ってるけど、

　
　
　
　
　

皆だったら、不思議とそう感じない。

　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　

　
　

治は彼奴に話を聞いているらしい。

　
　
　
　
　
治は元・マフィアだ。彼に逆らえる者など居やしない。きっとあいつも折れるだろう。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
今回の事で一番働いていたのは治だった。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
報告書もちゃんとやり、仕事をこなし、同時に私の心配までしてくれていたそうだ。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
普段はあんなでも、やっぱいい人だなぁ。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　

　
　

　
　
　
　
　
　

私は、社長から半日だけ休みを貰った。

　

　
　
　
　
　
　

　
　

　
　
　
向かったのは、治の所。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
治は今は、家に居るらしい。

今日はサボり笑。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
私「(コンコン)……治？」

　
　
　
　
　
　
　
　

　

私が名前を呼ぶと、ドアが開いた。

　
　
　
　
　
　
　
　

　
すると腕を引っ張られ、部屋の中に入らされる。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　

　
　
　
　
扉を閉めると同時に、私を包む優しい香り。

　
　
　

　

　
　

　
　

　

　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
私「…………治、有難うね」