もっといっぱい舞って頂戴？【文豪ストレイドッグス】 (ページ14)

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私「っ……え……？」

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
気付けば、私は元の場所に居た。

　
　
　
龍牙「なっ…何故だ！何故、何故沙耶ではなくお前が生き返ったのだ！！

　
　
　
こんなことは有り得ない！有り得る筈がない！！！！」

　
　
　
　

　
　
　

　
　
　

　
　
―――沙耶は、母さんを生き返らせるための生贄にする心算だったのに

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　

その言葉を聞いた途端、私の中の何かが、ブツンと音を立てて切れた。

　
　
　
　
　
　

　
　
　
私「巫山戯けるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！！！！！！！！」

　
　

　

　

　

　
　
　
　
　
　
　

　

　
　

慟哭と共に、私の周りに現れる、ナイフ、刀、槍、斧、鉈などの刃物武器。

　
　
　
　

　
　
　
　

それらは一斉に、四方八方に凄い勢いで飛び散った。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
龍牙「っ、糞っ！」

　
　
　
　
　
青白い顔をして逃げようとする龍牙に、追い打ちをかける様に私は叫ぶ。

　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
私「何が沙耶を生き返らすだ！！何が母さんを生き返らすだ！！！何が…っ！

　
　

　
　
　
何が沙耶の為母さんの為だ！！！！！！！！！

　
　
　
　お前は何時も何時も、自分の事しか考えてない！！！！！！

　
　
　自分の利益の為だけに父さん(・・・・)も母さんも殺し、沙耶までも殺した！！！！！！！

　
　
　お前なんかに褒められる沙耶が可哀想だ！！！！！！！！！！！

　
　
　
　
　
　出来損ないなのはお前だ！！！！！！！

　
　
　
　お前さえ……！お前さえ居なければ、皆死なずに済んだのに！！！！！

　
　
　
　

　
　
　
　お前さえ存在して居なければ！！父さんも母さんも沙耶も！皆！！！

　
　
　
　
　

　
　
　
　
　今も幸せだった筈なのに！！！！！！！

　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　全部全部、お前のせいだあああああああああああああああああああ！！！！！！！！」

　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
その瞬間、私は刃物武器をこの空間が半分ほども埋まる程の大量の刃物を出現させ、

　
　
　

その全てを龍牙に向けて放った。

　
　
　
　
　
　
　
　
龍牙「うわああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！」