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見た目は落ち着いてるけど心の中は修学旅行前夜の小学生みたいw ページ3

桔「妾は桔梗。風を操る式神の狼。我は、其方を待っていた」






白狼は、私を見て、言った。




少し低くて厳しそうな、けれどどこか懐かしみのある、暖かい声だった。














……ん?













声、だって?


















狼が、喋った……?

















私「えええええ!?本当に!?本当に、私が、えっと、考えた式神の、桔梗なの!!?」






桔「そうだ。わらわは其方が生み出した式神。其方の為に創られて遣わされた、式神の一人」




椿「私は椿。貴方が付けてくれたこの名前、結構気に入ってるんだ。私は炎の式神よ!」




葵「私は葵。私もこの名前は気に入ってる。私は氷の式神。椿の妹って感じなんだ」







私「…マジで?てか、マジだわ。設定通りじゃんか…」




桔梗「当たり前だ。妾達は其方に仕える為に、死と再生の女神,イシス様から創られたのだから」





私「イシス様?……あ!!キリスト教の神様だった気がする!てか実在してるんだ!?」





其処までは考えて無かったよ…。神様が出て来るとか、死亡フラグ??





桔「ある意味間違ってはいないぞ。其方はやがて、妾達と共に、転生するのだから」




私「え、マジ?」




椿「マジ!」



葵「転生するのは明日。明日の朝、学校に登校している時だよ」



椿「けど、学生鞄じゃなくて持っていきたいリュックとかを持って登校する事!」



桔「持っていきたい物を入れてな」



葵「そう。例えば……本とか、宝物とか、あ、スマホとか。後、絶対必要なのはお金」



椿「向こうに行ったら、自動的に向こうのお金として使える様になる仕組みなんだって!」





私「……何か、話がデカいね、うん」








まあでも、嘘ではないみたいだしなぁ。




動物と話せてる時点で、可笑しいしw。





私「……よし、分かった!じゃあ、私は帰って支度しとくよ!服もちゃんとしたの着て来る!」




桔「その意気だ」




葵「前向きが一番だよね」




椿「流石は私達のご主人様だね!それじゃあ、私達も準備しとくから」




桔「家まで送ってやろう。目を閉じろ」




私「え?……分かった」




言われる通り、眼を閉じた。





























私「……もう朝!!?」





凄いな、あの子達w




私「……よし!準備しよう!」




私は愛用のリュックに、持ち物を詰め込んだ。








文字数……(゚д゚)

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作者名:くるみ | 作成日時:2017年2月4日 14時

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