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3話 ページ4

阿「別にいいじゃねぇか。団長が仕事するなんてよっぽどだぜ(笑)」

貴「それはそうなんですけどね?私は、こんな書類整理とかしか出来ないから…団長や阿伏兎さんみたいに、闘いに行っても迷惑になるだけだから…だからせめて、他の仕事くらいは、皆さんに迷惑をかけないように頑張りたいんです…」

腕を回す力を強くする

阿「…山田」

貴「団長…いつも傷ばっかりしてるから…帰って来た時くらいは…ゆっくりして欲しいんです…」

阿伏兎の腹に顔を埋める

貴「私が…もっと強かったら…皆を…団長を………守れたのに…」

後半になるにつれて、声が次第に篭っていく

?「その必要は無いよ」

貴「だっ、団長!?」

扉にもたれながら珍しく真剣な顔で言う

神「山田は強くなくていい…山田は只…俺に守られてればいいんだよ」

貴「だん…ちょ……」

貴「へッ///団長ぉッ///??」

神「ん?何?」

今までの話など嘘のようにいつもの笑顔に戻る神威

阿「かっこいいねぇ(笑)」

貴「ぁぁぁぁ///」((再び阿伏兎の腹に顔を埋める

神「阿伏兎、狡いなぁ。山田とそんなことできて(黒笑)」

阿「い、否!違うんだ!これはだなぁ!ちょっと慰めて…」

神「ふ〜ん。取り敢えず行くよ山田」

阿伏兎から山田を離す

貴「ああっ行くって何処にですか!?」

神「え?俺の部屋だけど(キョトン」

貴「ああ、わかりま…ってえ!?」

貴「ちょッ///部屋って!な、何をッ…」

神「じゃあら阿伏兎、山田貰うよ〜」

阿「はいよぉ。優しくしてやれよぉ」

呆れながら手を振る阿伏兎

貴「何を優しくするんですかッ!!ちょ、阿伏兎さん助けて下さ」((バタン

阿「若いっていいねぇ。おじさん、仲間外れじゃねぇか(笑)」

誰も居なくなった部屋で阿伏兎はつくづく思った

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:銘菓 | 作成日時:2018年8月9日 1時

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