28*光明ゼミナール ページ35
[SIDE:A.T]
「え?
私と!?」
裕也君の言葉に驚いた。
「同じ学校に行った方が、
仲良くなれるっていうか…。
いいと思うし…。」
また驚いた。
急にそんなことをいうなんて思っていなかった。
「いいこというわね。
彩ちゃんはどう?
いや?」
やりたい。
でも、また学校で孤立するかもしれない。
「やりたいです。
でも、また一人になるのが怖いんです。
だから…」
正直に伝えた。
「大丈夫だよ。
彩ちゃん。心配いらない。
やりたいんだったらやればいい。」
康太さんが頷く。
「分かりました。
やってみます。」
“良かった”そんな顔をしてくれたことが嬉しい。
「で、受検して受かりそうな学校と、
評判の良さそうな塾を調べたの。」
“秀明”だったらどうしよう。
不安が過った。
「二人共受かりそうなな学校は、
青空学園と言うところよ。
あっ、塾は“光明ゼミ”って所なんだけど。
評判のいい塾だし、個別だし、いい所なの。」
青空学園は、他の私立とは違うと知られている。
あまり、勉強中心じゃなくて、
楽しく過ごすこと中心。
問題は塾。
光明ゼミナールは秀明の…。
「そこは、秀明ゼミナールの兄弟ゼミなんだよ。
すごく大きな塾だ。」
不安が的中した。
時々、秀明と平均点数対決をしていて有名な塾。
「明日、その塾に行きましょ。
青空学園のことも話してくれるから」
嬉しかった。
私を必要としてくれる人が、いたんだから。
////////
秀明と兄弟塾なんて本編ではないと思います。
すみません!
67人がお気に入り
「探偵チームKZ事件ノート」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みやび@KZ部屋(プロフ) - すみません、1話の、「普通の償い」は、「普通の報い」だと思います (2019年1月4日 18時) (レス) id: fee431c3c3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美華 - はじめまして!ものすごく面白いです!続きが気になります! (2016年8月26日 13時) (レス) id: eae0f998fc (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 美蘭さん» ありがとうございます!今作り中です!(笑) (2016年8月22日 11時) (レス) id: 8d965916f6 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - La merさん» ありがとうございます!第二章をよろしくお願いします (2016年8月22日 11時) (レス) id: 8d965916f6 (このIDを非表示/違反報告)
美蘭(プロフ) - 雫さん» 雫さん!一章完結おめでとうございます!続編!楽しみに待ってます! (2016年8月21日 20時) (レス) id: a378f75823 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ