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epi.1-17 ページ18

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「僕はただの探偵ではありません。警察庁警備局警備企画課に所属していて、本名は降谷零といいます。仕事で組織に潜入しています」

「Aさんが言ってた赤井さんも組織に潜入していた1人なんだ」

「なるほど〜」


だから赤井について聞いた時あんなに驚いていたのか。そりゃ組織に居た奴に会いたいなんて言ったらなんでだよってなるわな。


「引きましたか?」


ヤケクソに振り絞ったような笑顔。瞳には絶望の色が滲む。


「えっ、何が?」

「僕が潜入捜査とはいえ組織に入っていることや今までずっと偽っていたことです」

「ん?」

「嫌いに、なったんでしょう…?」

その言葉を口した途端、唇が震え今にも涙が溢れ出しそうな表情へと変わった。


「俺は安室さんと会って1ヶ月ぐらいしか経ってないけど、今までのこと全部が全部嘘だとは思えない」

「…」

「俺のことが好きなのは嘘じゃないだろ?」

「、……全て演技かもしれませんよ」

「俺に何度も告白する安室さんの顔を見たら分かる。俺はそんな……降谷さんが好きだよ」

「ッ、全て演技だと!嘘だと言ってるじゃないですか!」


癇癪を起こしたかのように感情を爆発させた安室。情緒不安定な女かよ。


(安室さんも頑固だな…)
と、蚊帳の外に置かれたコナンは思った。


「うるせえ」

「んんっ…!」

感情をコントロール出来ていない安室に近付き、そのうるさい口を俺の唇で塞いだ。触れるだけのキスでも安室を黙らせるには充分だった。

静かになったのに気付き、唇を離す。



「…僕は安室透みたいに誰にでも愛想良くなんてできませんよ。嘘つきますし、国の為なら認められてないことだってやる。
そんな僕で、いいのか…?」

「いいよ」

「本当に…?」

「いいって言ってんだよ。ほんとうるせえな」


嬉しそうに微笑む安室の瞳からは涙が溢れた。

先程とは打って変わって晴れやかな顔に、少しだけほんの少しだけ、可愛らしいなと思う自分がいた。

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設定タグ:名探偵コナン , 男主 , 安室透
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なかだ(プロフ) - ユンさん» いえいえ、私も上手く理解出来ずにすみませんでした。ありがとうございます!少々お待ちください…! (2018年5月9日 8時) (レス) id: a19897898d (このIDを非表示/違反報告)
なかだ(プロフ) - YuriYuriさん» コメントありがとうございます。男主好きな同志様に読んでいただけて嬉しいです!はい、これからも更新頑張ります…! (2018年5月9日 8時) (レス) id: a19897898d (このIDを非表示/違反報告)
ユン - ツイッターの小説のことです 日本語が足りなくて申し訳ないです… 楽しみに待ってます! これからも頑張ってください! (2018年5月8日 18時) (レス) id: 179cc2b81d (このIDを非表示/違反報告)
YuriYuri(プロフ) - この作品大好きでいつも見ています!!男主大好きです。これからも頑張ってください!! (2018年5月8日 18時) (レス) id: 5bdc3179ab (このIDを非表示/違反報告)
なかだ(プロフ) - ユンさん» もしツイッターに載せたこの小説の番外編のことでしたら、溜まったらまとめて占ツクに載せようかなとは考えております。ですので今すぐに載せるということは難しいです、申し訳ございません。 (2018年5月8日 0時) (レス) id: a19897898d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なかだ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年4月16日 7時

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