なかちょろ夫妻の日常2【中村悠一】

ランダム ページ25

Yuichi.N side


.




『今日は静かにな』


「了解です」





俺らは今、呪術廻戦コラボカフェに来ている





さすがに出演しているアニメのコラボだと
バレたら騒ぎになる可能性が高いだろう





その為、バレないように細心の注意を払う






「グッズ買って来ていい？」


『買うのはいいけど静かにな』


「はーい！」





俺から許可を得ると
グッズ売り場に駆け寄っていくA







「ねぇ、悠一」


『何？』


「何でアクリルキーホルダーがランダムなんだと思う？」


『んなこと知らねぇよ。笑』


「だって、これじゃあ推しが出るまで買わないといけないじゃん」





と、数個の銀色の袋を机の上に並べる






『それが策略なんじゃねぇ？笑』


「そんなの推しを1発で引き当てたいじゃん！」


『それはみんな思ってるから。笑』


「よし、まずは一個目！！」








.








「ねぇ！推しが全然来てくれないんだけど！」


「知らねぇよ。笑」





狙ってる推しが出ないのか不服そうにしている






『因みに誰狙いなの？』


「七海！」


『即答。笑……まぁ、俺も七海が一番好きだけどさ。笑』





自分が演じている
キャラよりも他のキャラが好きなのはあるある





『仕方がない、俺が七海を当ててやるよ。笑』


「よし！一緒に買いに行きますよ！」





.






「七海が私を呼んでる！！これ絶対七海！！」


『いや、俺のが七海だわ。笑』





2人でグッズを買いに行き、席に戻り開封の儀





「じゃあ、一緒に開けよう！……行くよ！せーの！！」


『ん、五条』


「うわぁー……五条だ」






まさかの2人とも
同じ五条のキーホルダーだった





『そんな残念がるなよ。笑』


「私は七海が欲しいのに」


『よく五条役の人の目の前でそれが言えるな。笑』


「悠一が五条を引き寄せてるんだよ！」


『はいはい。すみませんね。笑』





そしてそんな会話をしている
俺たちの元に1人の女の子が近寄ってくる






「あのすみません…！」


『あっ、はい…？』






やばい…もしかしてバレたか？





恐る恐る次に出る言葉を待っていると






「あの、七海と交換してくれませんか？」





女の子から差し出されたのは
Aが狙っていた七海のキーホルダー





「是非お願いします！」





@ちょろ
五条ファンの子に交換してもらえた！
(七海のキーホルダー)

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【呪術廻戦コラボカフェ行く2人】
リクエストありがとうございました

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