【呪術廻戦】同級生に、憧れた。【虎杖悠仁】

6話 ページ8

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「えー！まじ???

じゃあさじゃあさ！今度3の映画やるから一緒に行こーぜ！」





『うん!!

　ぜっっっっったいに行きたい！』



















あれ…？




なに、これ、？




なんか…、凄く、友達との会話っぽくない…？




え…嘘…、




私、虎杖君と友達に、なれた…の？





″嬉しい″という気持ちがあふれでる。




嬉しい、なんて感じたの、いつぶりだっけ…。



















「ﾌﾊｯw」




『え？』




喜びに包まれていると、突然虎杖君が吹き出した。




「いや〜、朝倉、スッゲー嬉しそうだなって思って」




『…うん。』




思わず口元が緩む。




「うん。笑ってた方が可愛いよ。

　朝倉、最初は怯えた表情であいつらが居なくならときも仏像みたいな顔だったし。」





『…ありがとう。

　悠仁。』





″悠仁″




そう、口にしてみた。





すると、段々悠仁の目が大きく開かれていく。





《キーンコーンカーンコーン》


《17時になりました。》





「あ。やべ。

　ごめんな！俺、今日このあとじいちゃんのお見舞い行くから。

　 あとコレ！俺の連絡先。じゃーな、"A"！」





別れ際に呼ばれた名前。



















今受け取ったばかりの連絡先がこれから自分のお守りになるなんて、Aにはまだわかるはずがないだろう。

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