及川 徹 ページ33
狂気と凶器
｢ねぇ…俺のことだけ見てって…言ったよね｣
グイッと肩を掴まれ、逃げ道をなくされる。
ああ、今日で終わりか、と悟った私はポケットからあるものを取り出し、及川さんに向けた。
｢及川さん、目覚ましてください。私は貴方の彼女じゃありません｣
｢また嘘ばっかり…だって…だって…聖奈は……？｣
及川さんの本来の彼女、葵聖奈さんは交通事故で先月亡くなった。
それも私の目の前で引かれた。
救急車を呼んだのも、付き添って病院まで行ったのも私。
そのせいで及川さんは私を標的に狂気に溺れていった。
｢A…聖奈…何なんだよｯ！！！！｣
｢動くと、死にますよ｣
ポケットから取り出し、向けていたのは鋭利な刃物…銀色に輝くナイフだった。
それにも構わず攻めの体制でいられるのは本当に狂人だ。
｢葵聖奈さんは死にました。そうです、貴方の彼女は死んだ！私を貴方の苦しみに巻き込まないで！｣
｢嘘だｧｧｱｱ!!｣
｢しつこいです…死にますか？｣
｢嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ｣
膝から崩れ落ちるように座り込んだ及川さんの手にナイフを握らせた。
｢死んだほうが、楽なんじゃないですか？｣
｢俺は…｣
｢というか、私を殺してください。もう貴方のおかげで人間不信ですよ。気持ち悪い｣
｢わか…った｣
及川さんを立たせると、フラフラとまた距離を縮め、ナイフを大きく振りかざした。
刺さる直前に私は避け、及川さんの手からナイフを奪い取った。
｢自分のことくらい、最後までできますよ。貴方を物理的にも社会的にも殺すわけにはいかないですし｣
予想外の私の行動と言葉に固まった隙をついて、私は胸に一突き、ナイフを深く刺した。
｢貴方は…生きて。私のように黒く染まっては…いけない…。光を導き出し…て…｣
意識を手放す直前、及川さんの目から涙が零れ落ち、私の頬を濡らした。
再び光の宿ったその輝かしい目が好きだった、貴方が好きだった。
狂気と歪んだ愛情
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
スミマセン…
ヤンデレ…というか病み系が書きたくなりまして…
まぁ…その、題名無視してすいません！！
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塩キャラメル(□-□)なのだよ(プロフ) - 絵里さん» 何とっ！私よりも近い方が…！羨ましいですw (2016年3月17日 20時) (
レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル(□-□)なのだよ(プロフ) - 絵里さん» 発狂しましたか？！私はもう日課のやうにしていますw実はリク来た時のために、ととっておいた欄がありました！ホラーですね、了解です！ありがとうございます！無事、13歳になりました！ (2016年3月17日 20時) (レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - 因みに私の誕生日は国見ちゃんの誕生日の一週間前です！←どうでもいいwwww 要するに3月18日、明日っすね！wwwwww (2016年3月17日 17時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - 返信遅れてすいません！やばいですやばいです！覚ちゃんがやばすぎで部屋で発狂してました←えっと、リクなんですがハイキューのホラーお願いできますか…？あ、あと遅くなったけど誕生日おめでとうございます！ (2016年3月17日 17時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル(□-□)なのだよ(プロフ) - 残り各校1人ずつなんですが…ほんとに私の推しキャラでいいんですね？！いいんですよね？！リク受け付けますよ？！ (2016年3月10日 7時) (レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩キャラメル（□‐□）なのだよ | 作成日時：2015年11月22日 22時
