◇１５５話◇ ページ32
◇
茜「はぁ・・・いいお湯だった♪」
A「私はちょっと疲れました・・・」
葵「私も・・・」
ずっとあんな調子で、やっとお風呂から上がった。
茜ちゃん、みどりちゃんあたりは楽しそうだけど、
私や葵ちゃんは少しからかわれ過ぎた。
もうお嫁にいけない・・・
やよいちゃんもなんだかんだ随分楽しんでいた。
まぁ、これはこれで今までの私には無かった経験で、
私も実はちょっと楽しかった。
A「あ」
と、ここでちょっとしたことを思い出した。
宇月「どうしたの？」
A「脱衣所にタオル忘れて来ちゃいました・・・」
さっきからのちょっとした違和感の謎が解けた。
少しスッキリして、気分がいい。
宇月「一緒に行こうか？」
A「ううん、すぐ取ってきますから、先戻っててください」
そう言ってやよいちゃんに背を向け、
来た道を辿って浴場へ戻った。
女風呂の脱衣所でさっさと忘れ物を回収して
再び廊下へ出た時。
倉間「あ」
A「あ」
丁度のタイミングで、隣の部屋、
男風呂の脱衣所から、倉間くんが現れた。
A「倉間くん、今あがったんですか？」
倉間「いや、ちょっと浜野にこれ、頼まれて」
そう言って差し出された手には、ゴーグル？
倉間「ったく・・・
浜野の忘れ物なのに、
ジャンケンで取に行くヤツ決めるとか絶対間違ってる・・・」
それをじとっと見つめ、ブツブツと何か言う倉間くん。
倉間「・・・まぁ、Aと偶然会えたなら、いいか」
A「私が何です？」
倉間「なっ、なんでもねぇよっ」
顔を逸らされてしまった。
だけど、口ぶりからしてきっと今倉間くんの顔は真っ赤だろう。
A「それじゃあ倉間くん、おやすみなさい」
倉間「えっ・・・ぁ、おう・・・A？」
A「はい？」
下に向けていた顔を少しだけあげ、小さい声で、
倉間「部屋まで送ってく・・・」
私は、
A「そうですか？ありがとうございます」
少しだけ甘えることにした。
倉間(笑顔可愛い・・・てか風呂上りｪ・・・)
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猫宮 - あかん最終回じゃないのに泣ける (2019年11月8日 18時) (
レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
浜野鶴正 - わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁめっちゃ好きです更新頑張って下さい(*^^*)あなたのファンです！ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 76900bd172 (このIDを非表示/違反報告)
基山ヒロト南沢豪炎寺メープルあんりアシーネ\(//∇//)\ - あぁ〜。続編が気になります\(//∇//)\更新頑張ってください(*≧∀≦*) (2018年7月15日 22時) (レス) id: b569ca4662 (このIDを非表示/違反報告)
魔燐 - 更新頑張って下さいね！ (2017年4月29日 21時) (レス) id: a9bc66a4cb (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - お帰りなさい！私も更新しないと、、って思います、、けどなかなかヤル気が、、、 (2016年12月7日 20時) (レス) id: c71001c0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：照沢鴎 | 作成日時：2013年11月5日 20時
