◇１３７話◇ ページ14
◇
南沢「んで、何を勘違いしたのか、こいつは」
倉間「も、もうやめてください・・・」
なんだかんだで完成した夕食。
今まで仮眠をとっていた他の部員はともかく、
動きっぱなしだった南沢さんたちも楽しそうに食事をしている。
人手は問題なかったけど、
流石にこれだけの量を作るのは骨が折れた。
私は飲食店には向かないと実感。
A「・・・(もっもっ」
宇月「Aちゃん？眠そうだけど大丈夫？」
A「はい・・・」
カレーを口に運んでいるうちに、
だんだん瞼が重くなってくる。
隣に座っていた宇月さんが
くりっ、と私の顔を覗き込む。
音無「今日は朝早かったし、仕方ないわね。
乃木さん、先に休んでもいいわよ」
A「い、いえ、大丈夫です。片付けもありますし」
音無「そう？」
皆も疲れてるのに、私ばっかり良くないよね！
◇
宇月「じゃあ、あたしお皿洗いに行くから、
Aちゃんテーブル拭いといてくれる？」
A「は、はいっ」
部員の皆は揃って浴場へ。
音無先生はやっとやって来た監督へお説教。
残ったマネージャーと宇月さんの５人で
片付けを任されることになった。
ふきんを手に、テーブルを拭いて歩く。
すると、どうもまた眠気が。
A「・・・ふぁ」
少しだけ、少し休む、だけ・・・
◇
A「・・・ん、ん？」
眠い。
ん、なんだこれ。
温かくて、気持ちいい・・・。
って、
A「！？」
質の良さそうな布団ごと、
ガバッと起き上がり、周りを見渡す。
あれ、
ここって・・・
宇月「あ、起きた？おはようAちゃん」
A「・・・おはようございます、えっと」
宇月「うん、よく寝てたね」
A「ご、ごめんなさぁいっ」
目が覚めたここは、
昼間何度か訪れた女子用の個室。
どうやら少し休むだけと思って
テーブルに突っ伏したまま、眠ってしまったよう。
時計を見ればもう４時。
A「はぁ・・・お風呂も入らず、やだな」
宇月「そう自己嫌悪しないでよ」
宇月さんはクスクスと笑いながら
ゴソゴソと布団の上を移動し私に寄る。
宇月「お風呂ならあたしもまだだからさ、
今から一緒に入りに行こうよ」
◇
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猫宮 - あかん最終回じゃないのに泣ける (2019年11月8日 18時) (
レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
浜野鶴正 - わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁめっちゃ好きです更新頑張って下さい(*^^*)あなたのファンです！ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 76900bd172 (このIDを非表示/違反報告)
基山ヒロト南沢豪炎寺メープルあんりアシーネ\(//∇//)\ - あぁ〜。続編が気になります\(//∇//)\更新頑張ってください(*≧∀≦*) (2018年7月15日 22時) (レス) id: b569ca4662 (このIDを非表示/違反報告)
魔燐 - 更新頑張って下さいね！ (2017年4月29日 21時) (レス) id: a9bc66a4cb (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - お帰りなさい！私も更新しないと、、って思います、、けどなかなかヤル気が、、、 (2016年12月7日 20時) (レス) id: c71001c0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：照沢鴎 | 作成日時：2013年11月5日 20時
