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tn「フフフッ、いッひひひ……！！
いや、怖ないで。取って食べたりせぇへんよ大丈夫」
殺しきれていない笑いに肩を震わせながらも、Aを安心させるように彼女の小さな背中をポンポンと叩くトントン。
それでも不安は拭えないのか、Aは恐る恐るグルちゃんの方へと視線を向け口を開いた。
『Aのこと、たべない……？』
gr「そ、そうだゾ！おーさま？は悪いやつにしか怒ったりしないゾ。
だから、嘘をつかずに質問に答えてくれないか？」
『……だいちゃん』
「大丈夫やって、もしグルちゃんがAに悪さしたら、俺が怒ったるから。
いーよって言ってあげて？」
『……いーよ』
渋々、といった形でAは小さく了承する。
グルちゃんは心なしか少し悲しそうな顔をしていたが、俺とトントンを応接用のソファへと誘導した。
ふかふかのソファにAは一瞬だけ目を輝かせたが、向かいに座ったグルちゃんがまだ怖いらしく、トントンから離れようとはしなかった。
そんなトントンは悟りを開いたかのように慈愛に満ちた顔をしつつ、器用にAを抱いた状態でソファへと座る。
それと同時に、天井から埃落ちてきた気がしたが、まぁうん、気のせいやろ。
肝心のAはというと、グルちゃんと視線を合わせるのすら怖いらしく背を向けトントンの首を絞めない程度に腕を回していた。
tn「ほらA、お話するんやったら背中向けたままじゃあかんやろ」
『……ん』
tn「ええ子や」
gr「……そんなに俺は怖いのか」
「威厳もあるし、しゃーないんちゃう？」
『……おーさま』
gr「うん？」
『おーさまのおめめ、Aといっしょね』
gr「そうだな。お揃いの色だゾ」
「珍しい色やからなぁ、だからグルちゃんの親戚かなぁ思ってん」
gr「う、ううん。思い付く限りでは思い当たる節は無いんだがなぁ……調べさせるか
父親と母親の名前は言えるか？」
『いえるよ、あのね』
少女から両親の名を聞いた瞬間、グルッペンの殺気が一瞬最高潮まで登り詰めた。
すぐに収まったからか、天井の脅威が降りてくることは無かったがAは怯えて泣きそうになりながら、トントンにぎゅうとしがみついた。
tn「お、おいグルッペン……」
gr「あぁ、すまないなトントン。それにAも
目星はついたんだが、なんせ確証がない。
大先生」
「はぁい」
gr「調べがつくまで、その娘の面倒をみてやってくれないか？」
「うぇっ！？俺でええの？」
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.＊桜餅＊.@柿の種軍団_副団長(プロフ) - そうなんですね、少し悲しいですが完結しても応援させて頂きます！私では、こんな神作品作れないですよ、更新頑張ってください！ (2020年10月31日 7時) (
レス) id: 61b4604950 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - ん''ん''ん''ん''.......ロリ可愛い。いやぁ、ロリコンの俺には神のような作品ですわぁ！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月16日 23時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)
めゅ。 - 面白すぎる…！！ 更新待ってます(><) (2020年3月17日 10時) (レス) id: 882f22aeaa (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年3月14日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 主様の書く幼女ちゃんかわいすぎぃ…好きです（）ut先生のキャラもpiくんのキャラも最高です…!!((これからも楽しみにしてます、更新頑張ってください!!! (2019年12月31日 10時) (レス) id: 70033b6f85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南雲 | 作成日時：2019年11月8日 4時
