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サイバside
サ『ほんとに退学すんのか…?』
貴『うん。だって、今週中に退学届け出さなあかんし…笑』
何笑ってんだよ…。嫌なんだよ…。お前が学校かいなくなんのが。お前がいるから学校に来てんだよ…。
貴『…。ごめんな…?でも、レイターズは抜けへんよ?』
サ『うん…。』
貴『教室に戻ろ!2時限目までサボったことにされんで?』
サ『せやな。行くか。』
ガラガラ
教室の扉開けたら、すぐにはやしんとはるかが来た。
し『どないしたん?さっきのやつ』
貴『なんもないで!!』
作り笑いすんなよ…。
は『ほんまにー??』
貴『ほんまや!』
は『そっか!ならええわ!退学とかだったらどーしよーって話になってたんよ。な、はやしん。』
し『うん。心配してたんよ?』
貴『ありがと!でも、退学しないから!』
サ『…。』
貴『サイバ…?怒ってる??』
サ『怒ってへんよ。』
貴方『そっか…。』
し『あ、授業始まるでー。』
俺、顔に出てんやろな。
俺、和のこと好きなんかな。気づいたら、あいつのこと心配してるし…。とりあえず、気づかれないよーにしよ。
先生『今日の授業はこれまでだ。』
貴『あー。やっと終わったー。』
なぁ、和は
好きなやついんのか?
放課後…
は『和、行こ!』
貴『はいよー。』
サ『待って。俺らも一緒に行く。』
し『お、いいね!』
は『じゃ、はよしてやー笑笑』
帰り道、はやしんに
し『お前、なんかあった?』
って聞かれた。
サ『別に』
って答えるしかなかった。
なぁ、和、退学だけはしないでくれ。
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作者名:nagomi07530125 | 作成日時:2018年1月13日 15時