犯人 ページ41
私は理解できずに呆然と立ち尽くしていると、ゾムが私の方に寄ってきて肩に手を置いた。
zm｢A大丈夫か？多分足捻挫しとるな。青くなっとる｣
私は自分の足を見ると、みるみる腫れていき、熱を帯びていた。
zm｢歩けるか？無理そうなら俺が連れて帰るで｣
『いや、歩いて行けるから……』
私はゾムの手を借りてゆっくりと歩き出そうとした。その時後ろから体を持ち上げられ、気がつくとコネシマにお姫様抱っこされていた。
『ちょっ！これ本当に恥ずかしいからおろして！』
私は暴れるが全然ビクともしない。
kn｢ちゃんと掴まっとけよ｣
コネシマはそのまま私を保健室に向かってくれた。私は彼の胸元をポカポカ殴っているが全く効いてなかった。
『なんでこんなことするの！降ろして！』
私がいくら叫んでも彼は無反応で黙々と歩いているだけだった。するとしんぺい神先生がこちらに来て、事情を聞くと治療してくれた。
『ありがとうございます』
sn｢絶対に安静ね？｣
『はい』
その後、私は閉会式に参加することなく、学校を出ることになった。いつも一緒に帰るヴィランは何故かその時だけ来なかった。
家に帰ると何故かヴィランがいて、周りには生徒会の人たちがいた。
em｢これはAさん！足はもう大丈夫なんですか？｣
『はい、なんとか……』
ヴ｢助けて！生徒会の人達に急に捕まえれたの！A！お願い！｣
私の目の前で目に涙を貯めながら懇願してくるヴィラン。そんな彼女を見て私は何も言えなかった。
zm｢何言っとんねん。俺らはこれでもじゅーぶんに優しくしとるつもりなんやけど。てかお前の痛みよりも、Aが受けた痛みの方が何倍も辛いわ｣
kn｢洗脳が解けた時はほんまほっとしたわ。Aを傷つける言葉とか言いたないもん｣
ut｢Aちゃんの髪を切ったことまだ許してへんからな｣
『えっそれってどういうこと』
私はヴィランを見ると、彼女はバツが悪そうに俯いていた。
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2022年11月9日 19時) (
レス) @page13 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
Rua(プロフ) - あの…！！めっちゃ好きです結婚してください((((( これからも応援してます！頑張ってください！ (2022年11月1日 17時) (レス) @page6 id: f4fd610cbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：73 | 作成日時：2022年10月31日 19時
