黒き護衛 ページ46
グルッペンside
俺は2階で下にいる連中を見下ろしていた。父にはそろそろ婚約者を見つけろとか言われている。だが、
gr｢どれも惹かれるようなやつが居ない｣
tn｢どれもキラキラしすぎて目がチカチカしてくるわ｣
zm｢なぁ大先生残して帰ろうやぁ｣
tn｢そういう訳にもいかへんやろ、俺らやって婚約者見つけなあかんし｣
全員タメ息を吐いた。俺だって面倒くさいが、このままだと本当に訳の分からない奴と婚約されてしまう。
その時下の方で騒がしくなった。何事かとみてみれば最近いい噂を聞かないヴィラン令嬢と奴 隷を買っているのではと噂になっている貴族で揉め事を起こしているようだ。
ut｢もーせっかく楽しくやってたのにアイツらのせいで台無しやんか｣
聞こえてくる内容としてはその護衛をよこせというような内容。
gr｢これは面白いことになりそうだ｣
俺は笑いを堪えながら見守るのであった。
gr｢さぁどうなるかな？｣
『俺は自分の意思でここにいます。貴方様のような方なら俺よりも優秀な人材がいるかと』
まるで早く帰れと言うような言い分だな、それにしても高い身分に対し怖気付くことも無く対応するとは彼は面白いな。
貴族は彼の態度にイラついていたそれにしても、
gr｢なぜ彼に変身魔法がかけられているのだ？｣
あの護衛には所々魔法がかけられていた。ほかの貴族には隠せているようだが俺には少しだけ見える。
sha｢確かに、見た目がおかしいとか？｣
ではなぜ身長なども変える必要が。
｢おい、ヴィラン！こいつと俺の護衛で戦い、買った方の自由にするというのはどうだ？お前の護衛が勝てばお前の言うことを聞こう。俺が勝てば俺の言うことを聞く。どうだ？｣
おっと、戦いか？彼が戦うのなら他にも情報が得られるはずだ。
kn｢あいつ、ここがグルッぺンの家やってわかっとるんか？｣
os｢多分知らんと思うめぅ〜｣
zm｢でも面白そうやな！｣
確かに面白そうな展開だ。彼の実力がわかるかもしれない。
gr｢その戦い、俺が許可する。だがつまらない戦いをすればわかっているな｣
このつまらないパーティも飽きてきたしな。新しい刺激が少しでもあればいいだろう。
gr｢楽しませてくれ、黒き護衛よ｣
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ましゅ(プロフ) - 3のやつを見てから来ました…『お世話になった先生達』での回のセリフってそういう事だったんですね 鳥肌立ちました…本当に凄いです (6月27日 18時) (
レス) id: 2e21c1764b (このIDを非表示/違反報告)
栗 - 最高です！応援させてください！ (2022年10月2日 15時) (レス) @page24 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
73(プロフ) - わかりました！すぐに直します！ (2022年8月31日 0時) (レス) id: ddec405605 (このIDを非表示/違反報告)
櫻と父 - ヒロインの変換の元が「愛」になっているので、可愛いなどが「可(設定した名前)い」になっちゃってますよー！ (2022年8月25日 20時) (レス) @page7 id: 44d545af96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：73 | 作成日時：2022年8月13日 20時
