ゲーム終了 ページ38
彼女は私に杖を向けた。自信に満ち溢れた瞳の奥に宿るは嫉妬の色だ。彼女は魔法で結界を貼り、2人の空間を作った。
悪女｢この結界は防音の効果があるの。これでゆっくり話せるわ。私、前にあなたに言わなかった？生徒会とは何一つ関わらないでって。そんなことも覚えてないだなんて本当にバカなのね。踏み台らしく入ればこんなことにはならなかったのに｣
『……』
私は黙っていた。確かにそんなこと喋っていたな。その時は生徒会と関わらないよう決心した。けど私は前とは違う人生を歩んでいる。私の人生は私のものなんだ。選択をするのは私。
『それだけですか？』
私が返答すると同時にグルッペンがやって来た。
gr｢やっと追いつけたんだぞ｣
彼女はグルッペンを見るなり杖をおろし、頬を赤く染めグルッペンに話しかけていた。
悪女｢グルッペン様！私ねゾム様を倒すことが出来ましたの！褒めて！｣
さっき私と話していた声とは真反対とも言えるような声で話しかけていた。
彼女は頭を撫でてもらうようにグルッペンに頭を差し出してきた。
gr｢それはよくやったんだぞ！さて残るは君一人だけのようだなA。この勝負、とても楽しませてもらった。何か言い残すことはあるか？｣
言い残すことか、別にそんなないな。
『そうですね。コネシマ、エーミールの脱落の通知が来たし。最後はわたしだけ
だと思ったら大間違いだよ。グルッペン』
gr｢何？｣
その瞬間、上から様々な種類の爆弾が降ってきた。
zm｢何とか間に合ったで！｣
空中には中に浮かんでいるゾムがいた。
悪女｢嘘！？ゾム様は脱落したはずじゃ！｣
『私がいつゾムが脱落したって言ったの？』
zm｢いやーやっぱトーテムはありがたいな！｣
『さぁグルッペン、悪女！一緒に爆弾の雨に濡れて脱落しようではないか』
その後すぐに爆発音が鳴り響き、ゲーム終了のアナウンスが入った。
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ましゅ(プロフ) - 3のやつを見てから来ました…『お世話になった先生達』での回のセリフってそういう事だったんですね 鳥肌立ちました…本当に凄いです (6月27日 18時) (
レス) id: 2e21c1764b (このIDを非表示/違反報告)
栗 - 最高です！応援させてください！ (2022年10月2日 15時) (レス) @page24 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
73(プロフ) - わかりました！すぐに直します！ (2022年8月31日 0時) (レス) id: ddec405605 (このIDを非表示/違反報告)
櫻と父 - ヒロインの変換の元が「愛」になっているので、可愛いなどが「可(設定した名前)い」になっちゃってますよー！ (2022年8月25日 20時) (レス) @page7 id: 44d545af96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：73 | 作成日時：2022年8月13日 20時
