二十 ページ24
闇華
……久々に剣を振るうけれど、やはり勘は戻らないようで。拳銃やら鉄砲やら飛ばして気やがる。
「弾は私に任せるヨロシ!」
傘で弾を弾きながら(-∀-`ニカッと笑う神楽に、私は微笑み返す。
「なァによそ見してんだお嬢さんよォ!」ガンッ
そのせいで、背後からの刺客に気付かず攻撃をくらってしまった。
「ぐっ、うっ!」
「ハハッ!!女はやっぱり弱いんだなァ!女はいつまで経っても俺達男に叶わねェのさ!!
吉原の女らしく、鎖にでも繋がれてろ。」
数発を食らい、私ももうフラフラになってしまった。最後の一撃が来ると思い、私はそっと目を閉じた。
だがいつまで経ってもその一撃を食らうことは無かった。
「……吉原の女にしろ、何処ぞの女にしろ、この街は女の国じゃ。女を甘く見ると痛い目を見るぞ。」
うっすらと目を開けると。トドメ刺そうとしてた男の手にクナイが刺さっていた。
「月詠……」
「信女の姉は、そんなに弱いのか?わっちは主の力を過信していた様じゃな。」
そう言われたら、もう、後に引けないじゃないか。全くもう。
「ふふ、そうね、女はそんなにヤワじゃないわね。」
私はそう言いながら立ち上がった。
「大人しく、捕まってくれるかしら?」
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夢沢夏美(プロフ) - 夜空 星月さん» だ、大好きな作者……!ありがとう! (2018年5月28日 16時) (レス) id: dbf7975cc0 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - ありがとうございます!えへへ、なんか大好きな作者さんに見てもらえるって嬉しいですね…! (2018年5月28日 16時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - 夜空 星月さん» 見に行きましたよー! (2018年5月28日 12時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - 夜空 星月さん» えマジですか!?見ます見ます! (2018年5月28日 9時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - 夢沢夏美さん» 夢沢さんの作品に感化されてしまい、のぶたす妹の作品作ってしまいました…。よかったら読んでください!……文才、ないですが… (2018年5月28日 0時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢沢夏美 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nagisa20012/
作成日時:2017年11月19日 22時