【銀魂】白き恋人達。【坂田銀時】

六十一 ページ25

沖田



意識朦朧としてる中で、隊士や古知谷の事はなんとなく見えていた。怪我させないように抑えていた面もあった。



白雪和華の姿も見えた。旦那も見えたけどなんか二人が居たのが腹たったから暴れた。←



でもそれよりも一番驚いたのは、


(なんでコイツにキスされてんだ)





そう。そこが謎。なんでこうなったんだろう。今まで女にキスされる事くらい多々あったのに、あったのに……




変な感じ。



｢ちょ、おい、吸い込まれるんだけど！！｣


｢んぁ、ごめんヨ｣




バッと離れ、顔を真っ赤にしたチャイナ。白雪和華は軽く呆れてるし。旦那ニヤけてるし！！



｢どうしてこうなったんでィ。旦那｣
｢え俺！？｣


｢返答によって斬りやすぜ。｣



久しぶりの感覚を取り戻すには丁度いい。刀を手にかけた時、それを止める手がひとつ。


｢わ、わたしから言うアル！だから、和華！銀ちゃん頼むネ！｣


『ハイハイ。ほら行くよ。邪魔者は退散しましょ。』




白雪和華が旦那の首根っこ使って部屋を出た。気を使って古知谷と隊士も部屋を出て、二人きりに。




(どうしてこうなったァァァ！？)

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