【銀魂】白き恋人達。【坂田銀時】

四十一 ページ3

和華



目が覚めた。いや正確に言うなら目が覚め過ぎて寝れなかった。そりやそーだろ。なんで男の人の腕の中で寝なきゃなんないのさ。




｢んぅ………｣ﾑｷﾞｭｯ



目を覚ましたのはいいものの、コイツの馬鹿力のせいで抜けられない。つか、苦しい←



『ちょ、起きたから手離して』


｢後……５時間……｣←
『アホな事言わないで離せや！』



さらに強くなって、私は噎(む)せた。それに気づいたコイツはガバッと起き上がる。



｢あり？ってかお前大丈夫か？｣ｽﾘｽﾘｯ

『ｹﾞﾎｯ……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ。ん。』


涙目になって、銀時を見る。てか辛いっすｗｗｗ←


｢今何時？｣

『一大じ(((嘘嘘。5時半』



時計を見ながらそう答えた。するとコイツは、



｢海みたい。｣

『一人でどー(((』

｢＿＿＿＿＿＿＿＿＿和華もっ。｣




久々(というか初めてな気がする)に聞いた私の名前をアイツが言って、私は赤面したのを自覚した。


『/////』

｢え？え？｣←理解出来てない

『わーったよ！隣に居りゃいいんでしょーが！』


ベランダに立ち、隣にあったハンモックに横たわる。ウトウトしながら綺麗な夕日を映す海を見ていた。

四十二→←四十

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