【銀魂】白き恋人達。【坂田銀時】

五十八 ページ20

神楽



和華と一緒に屯所来たのはいいものの、クソサドはなんかバケモンになってる。



試しにからかってみたら、騒いでいた騒音は消え、クソサドの赤い目が私を捉えていた。



蹴り返したくても、瞳がとても怖い色をしていて…返せなかった。



｢あ、がぁ…うぅ｣


｢…何してるアルカ。クソサドらしくないネ｣


黒服隊士曰く、治し方はまだわかってないらしい。それが分かるまでの間の尺稼ぎを銀ちゃんはしていたんだよと教えてくれた。




『…身体は言うことを聞いてくれないが、私らの会話は聞こえてるんだな』



現に、神楽に攻撃してないし。と和華が言った。そうなると銀ちゃんに攻撃してたのは会話所か嫌だからか。(´ー｀*)ｳﾝｳﾝ



｢(´ー｀*)ｳﾝｳﾝじゃねェよ。なに、俺総一郎くんに恨みとか買わせた覚えないよ！？｣


『名前間違えてる時点でもうアウトだろ』




と、和華が銀ちゃんにトドメ刺した所で、ｺﾝｺﾝｯとノック音がした。


｢失礼するよー。真選組隊士君は居るかいー？｣ｶﾞﾗｯ



私等の返答を待たずに入ってきたのは白衣を着た一人の女。寝癖がものすごい。銀ちゃんの最悪の目覚めよりもひどい←




｢あ、古知谷(こちや)さん！原因分かったんですか？｣




古知谷と呼ばれた女は黙ってコクリと頷いた。嫌な予感がするのは私だけなのだろうか。

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