突然の出会い ページ4
氷華
トト子さんの嫉妬心により飲み屋に連れてこられた私と藍葉、六つ子とキンちゃん。
「……」ドンッ
「あ、あのねトト子ちゃん……キンちゃんって言うんだけど……」
初めまして犬山キン子と申します。と自己紹介するキンちゃんに、トト子さんは自動販売機ですと機会じみた声で返した。
「……美味い」
「こんな空気でよく食えるわねアンタ」
まァ藍葉は嫉妬とか無縁の世界に居るんだろうけど……それは私も一緒か。
「いいもん。私みたいな女の子嫌だよねー。すーぐぷりぷり怒って荷物持ちさせるような女の子嫌だよねー。」
「そ、そんな事ないよ!とっても可愛いじゃん!」
見苦しい言い訳だ。数日前にキンちゃんキンちゃんと舞い上がっていた六つ子とは思えない。
「藍葉ちゃん?どしたのずーっと食べてるけど」
「……いや、美味しいなーって。ねー氷華」
「そうね、急に振るのだけは本当に勘弁して。」
居酒屋なんて久々だから私も堪能したい気分だったのに。焼き鳥食べたい←
そんな会話をしている中で、話は進んでいたみたいで。
「……うん、全然可愛くない。どうしたのトト子ちゃん。そんなに今日の事怒ってんの?今日なんか変だよ?」
「……!」
こういう時、バッサリ言っちゃうのがおそ松さんのいい所であり、悪い所でもあると思う。
そう自覚すればモテると思う。
そんなことを考えていた時間だった。
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夢沢夏美(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます。むふふ、夢1のこと嫌いなのは継母です一応。叔母は夢1の事を嫌っていません。語彙力ないから混乱させて申し訳ない(泣) (2018年6月5日 17時) (レス) id: dbf7975cc0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - えっ?おばさんてっ夢1のこときらいなのに、なんで「貴方は私の」とかいってるの!?わかんない?(TT)更新楽しみに待ってます! (2018年6月5日 17時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
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