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氷華



……どのくらい、彼に抱きしめられたまま眠りについていたのだろう。目が覚めた時、既に明るい光が小さな窓から射し込んでいた。



生まれて初めて本音を吐露した昨日の夜。涙を流して出てきた言葉は自分のただの欲望に過ぎないのに。


叶う訳ないと思っていたのに。彼は……彼等は、こんなに優しかった。こんなに……暖かかった。それだけでも嬉しかった。


「……氷華」


ふと声がして目線を落とすと抱き締めたまま眠ってしまった一松がボケーッと半目で私を見ていた。お早う御座いますと笑えば、腕が私の目元に来て。


「痕になっちゃったね、(それ)


目がチカチカするのはそのせいなのだろうか。私そこまで泣いた記憶はないんだけどな……

「多分、泣いた事少ないから痕になっちゃったんだと思う……昨日は、ごめんなさいね」

「気にしないでいいよ…………氷華の本音聞けたし。


あ、お礼にデートし((ry」
「却下します」


どこまでお人好しなんだ一松は……あ、いや、彼だけじゃないか。5人もそうか。



「氷華……?普通にイチャイチャするなら夜にしてくれない?目が痛い」

「え、藍葉起きてたの……!?あ、あと別にイチャイチャしてた訳じゃ……」

「「一松、後で兄ちゃんと話な」」


……本当に、閉じ込められてることを忘れてしまいそうだ。

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夢沢夏美(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます。むふふ、夢1のこと嫌いなのは継母です一応。叔母は夢1の事を嫌っていません。語彙力ないから混乱させて申し訳ない(泣) (2018年6月5日 17時) (レス) id: dbf7975cc0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - えっ?おばさんてっ夢1のこときらいなのに、なんで「貴方は私の」とかいってるの!?わかんない?(TT)更新楽しみに待ってます! (2018年6月5日 17時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢沢夏美 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年5月17日 15時

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