・ ページ41
その頃、同僚の逢坂薫子と鏑木涼音はと言うと。
「え、無断欠勤?」
「そ、そうみたいなんですよね……」
会社のオフィスにて、涼音から藍葉と氷華が無断欠勤してることを聞かされた薫子。
普段欠勤しない(するとしても連絡する)2人が……と彼女は頭をうーんと悩ます。
「一昨日氷華さんは“家族の事情で”、藍葉さんは“弟と遠い所行くから”という理由で休んだんですけど……
一日のみだったんですよね……何かあったのかな」
何か事件に巻き込まれてないといいけど、そう心配する涼音を横目に薫子はカタカタとパソコンを打つ。
「だいじょーぶでしょ。あの二人強いもん」
「お、男の人に殴られたりとかしてないですかね……てか、なんでそんなにいつも通りなんですか薫子さん……!?
心配じゃないんですか……!?」
今にも泣きそうな涼音に薫子は首を軽く振った。心配は心配だと言う意味を込めて、そして
「あの二人を信じてるからさ。明日にでも笑ってやろーぜ。6つ子と1発かましたのかってさ」
「そ、それだけ聞くと喧嘩にしか聞こえない……けど、あの二人ですもんね……」
涼音も彼女の意見を尊重した。氷華と藍葉の人格及び人間性を信じてるからこそ、次の日にでも、
明後日にでもけろっとした顔で帰ってくる。
そう信じて、2人は仕事を再開した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【募集企画】廻る廻るは神の道【鏑木涼音】 で作成
↑涼音ちゃんが神様になりました。
【オリジナル】夢幻泡影
↑薫子さん視点
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢沢夏美(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます。むふふ、夢1のこと嫌いなのは継母です一応。叔母は夢1の事を嫌っていません。語彙力ないから混乱させて申し訳ない(泣) (2018年6月5日 17時) (レス) id: dbf7975cc0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - えっ?おばさんてっ夢1のこときらいなのに、なんで「貴方は私の」とかいってるの!?わかんない?(TT)更新楽しみに待ってます! (2018年6月5日 17時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ