検索窓
今日:6 hit、昨日:16 hit、合計:10,404 hit

ページ9

藍葉



氷華を見送ったあとで私はそのカラ松とやらに指定された橋までやってきた。



「あいつだ。あの革ジャンのやつ。グラサンのやつな。」



明らかに怪しすぎるだろあれ、とツッコミたくなるほどイタイやつが目に入った。あれか。



「サンキュ。あとは私がなんとかするから、2人は戻っていいよ。」



それを皮切りに2人は戻って行った。それを見計らって私は軽くジャンプし、準備体操をした。



(ああいう奴に限ってビビりだったりすんだよな。)フワッ



軽く走った後にカラ松の後ろに着地するように飛んだ。




着地した後に彼の方へ振り向くと、彼は気づいておらず、相変わらずキョロキョロしていた。



(おし、やったるわい。)



タッタッタッと走って彼との距離を思いっきり縮めて、目元を隠した。


「うおっ!?」

「だーれだ!」



あたふたするカラ松を落ち着かせるのものすごい大変なんだけど待ってこれ外れるパターンっ!



「アンタが?」

「そ!ご指名に預かりました、天宮藍葉っす。よろしくねカラ松っちゃん!」




にこりと微笑む私に彼はフッと笑った。




これが、六つ子のうちの一人、カラ松に出会った時である。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , 愛され   
作品ジャンル:ギャグ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢沢夏美 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年3月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。