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そして、おそ松企画の王様ゲーム1回戦目が始まった。
｢王様だーれだ！｣
番号が書かれたくじを引き、王様だった者が命令が書かれた紙を引くというめんどくさい王様ゲーム←
｢やった！俺じゃん｣
企画者であるおそ松が王様になった。その瞬間六つ子及び女子3人に冷や汗が出ていた。
何しでかすか分からないからである。
｢ふふふーん、これっ｣ﾎﾟﾝｯ
テキトーであろうおそ松が引いた紙はと言うと。
【３番と５番の服をチェンジする】だった。
｢……｣
｢……｣
3番は藍葉、５番がカラ松という、まさかのコンビであった。それにみんな笑いを堪えていた。それもそのはず、カラ松の服はとりあえずイタイからである。
｢(´Д｀)ﾊｧ…世も末だね。着替えんぞー｣
｢了解だ｣
もう藍葉は腹をくくっているようで、その背中はどこかさみしげに映った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
｢終わったぜ｣
｢に、似合うのかコレ｣
5分ほど経ち、2人が戻ってきた。その姿に誰もが驚いた。
｢藍葉、カラ松さんの服似合ってる｣
｢イタくない！めちゃくちゃクール！｣
タンクトップは、あの顔入りのでは無いもののカラ松お気に入りのスパンコールタンクトップに変わっていたのだが、それでも似合っていた。
カラ松もカラ松で藍葉が来ていた全体的に大人びた服がまたマッチしている。
｢あ、二人はゲーム終わるまでそのまんまねー｣
｢��(゜△゜;)｣
そして誰もがこう思った。
(カラ松、もはやただのイケメンじゃねーか。)と。
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