検索窓
今日:17 hit、昨日:0 hit、合計:7,763 hit

ー恋想歌・参ー ページ34

何が起きたのか、全く分からぬままされるがままになってしまった私。




ふと視界が明るくなり思わず目を閉じてしまう。だけど手で目を覆うことも出来なかった。



「っ、神乃さん!!」


『……え、楓さん……?』



何故か目の前には雨宮楓が同じ様に縄で縛られ動けない状態で私と話していた。そしてその隣に居たのは、


「目が覚めた?私はアンタの事をどうやって痛ぶって楽しもうかしか最近じゃ考えてないんだからね。



それもこれも全部貴女の声のせいよ。」



私の声に、私そのものに嫉妬し、嫌っているあの子。その子はニヤリと笑みを浮かべ、私の方へ一歩一歩足を進めて。


「これ、何か分かる?」


そう言い取り出したのはカプセルのような何か。


「これは一時的にでも貴女のその【力】を抑え、声が出なくなる薬よ。


そうなった時の貴女はどうなるんでしょうね……声が出ない貴女なんて、唯の人形に早変わりよ。


嗚呼でもその隣の女が騒ぎそう……」


隣の女、それは楓さんの事だ。彼女は思いっきりその子を睨んで。


「彼女の事をこれ以上痛め付けないで……!


彼女は成りたくて成った訳じゃ……!!」


「うるさいっ!!!!!」


そういうが早いか私の口にその薬が入ってきた。


『……んぐっ!!!』


「嗚呼それね、睡眠効果もあるみたいだから、目が覚め……ら…………ね?」




それ以上の会話を覚えていない。

感謝と宣伝とお願いと→←ー恋想歌・弐ー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 土方 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢沢夏美 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年11月23日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。