7.スケッチブック ページ9
坂田「何描いてるん?」
私は、王子達を描いていたスケッチブックを背中に隠す。
見つかるの速いなぁ……私、かくれんぼの才能ない……。
えっと……坂田さんだっけ?
坂田「何で隠すん?俺、見たいんや!」
坂田さんは私のスケッチブックに手を伸ばす。
うぅ、身長差によって、リーチに差が……。
そして、スケッチブックが取られ、私が届かない用に上に上げられる。
貴方「返してください!坂田さん!!」
貴方達を描いてたページ見られたら、もう生きていけません!
坂田「名前覚えててくれたんか!嬉しいなぁ〜!」
犬っぽい……ほのぼのするなぁ。
じゃなくて!
坂田さんはその隙にスケッチブックを捲る。
貴方「返して、くだ、さい!」
スケッチブックに向かって跳ぶが、全然届かない。
坂田「絵うまいなぁ〜‼あ、これ俺達!?」
私に向かって王子達が描いてあるページを見せる。
うぅ。もう手遅れ……
貴方「はい……すいません!勝手に描いて……」
人に自分の絵を勝手に描かれて、良い気持ちになるとは思えない。
しばらくすると、頭の上に坂田さんの手がのる。
?
坂田「何で謝るんや!書いてくれてありがとなぁ〜」
そのまま坂田さんは、撫でてくれる。
貴方「えへへ//」
坂田「顔赤くなってる‼可愛い(´・∀・)」
坂田さんにそう言われると知らないうちに顔に集まっていた熱に気がつく。
貴方「か、可愛くないですから///‼そろそろスケッチブック返してください!」
坂田「うーん、何かこの絵柄見たことあるな〜!」
え、わかっちゃう系ですか……
貴方「そうなんですね!スケッチブック〜‼」
適当に流して返してもらおう!
私は坂田さんに向かって、ジャンプする。
スケッチブックを取るために。
坂田「うーん、まぁ、いっか!これから、よろしくな〜!残りの皆、呼ぶな!」
坂田さんは私にスケッチブックを返して、スマホを取り出す。
いい人達だと、良いんだけど……。
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吹雪姫 - 頑張れください!! (2019年7月25日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
綾菜 - ほわぁ面白かったです!友達かぁ・・・僕親友に裏切られ姉亡くしでして姉は産まれてすぐにアーでしたけど。なんか思い出しちゃいましたwあ、僕は僕っ娘であって男ではないですヨ?長文失礼しました! (2019年3月1日 17時) (レス) id: 5740c71342 (このIDを非表示/違反報告)
*美桜*(プロフ) - 稲荷さん» ありがとうございます!続き楽しみにしててください!更新頑張ります(*`・ω・)ゞ (2017年8月28日 18時) (レス) id: e6e59ed24e (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - 続きが凄く気になります!これからも更新頑張ってください!! (2017年8月28日 17時) (レス) id: e5a171a003 (このIDを非表示/違反報告)
*美桜*(プロフ) - 凪咲さん» ありがとうございます!そう言って頂けて、嬉しいです!更新頑張ります(*´∀`*) (2017年8月24日 18時) (レス) id: e6e59ed24e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*美桜* | 作者ホームページ:ないお(^ω^≡^ω^)
作成日時:2017年7月21日 15時