理想高めなムンジュンフィ【SVT】

勢いって凄いね ページ11

電話の向こうから聞こえる声は間違いなくセブチの彼で…
これ、大丈夫なやつかな＿??




「あ、あの、どうして急に電話なんか…」






“JN「ん〜電話したい気分だったから〜」”





「…はぁ＿」






“JN「え、何々!そのため息は〜


というか、案外普通に話せてるね」”






「わっ、そ、そんな事ない…



めっちゃ今心臓がバクバクして…」






“JN「そうなの〜?あ、そうだAちゃんっていつからCARATなの??」”






「え〜っと実は…」







すみません、17projectの時からなんです＿＿なんて言ったら引かれるかなぁ






“「多分、あの子最初のライブ来てたよ」”





…え?




“JN「あっ、ちょ、ジョンハ二ヒョンあっち行って〜‼


俺が今、Aちゃんに聞いてたのに」”







ジョ、ジョ、ジョンハニオッパ…!!??
もう、さっきから何なの?私そろそろ死ぬの??
だから神様がこんな幸せな思いさせてくれて…



≪多分、あの子最初のライブ来てたよ(・・・・・・・・・)≫




…まって、






私、もしかして最初のあの目が合った時から認知されてたってこ＿＿＿＿






「はぁあああああっ＿＿＿!!」







“JN「うぉっ、え、何⁉どうしたの?なんかあった??」”






大丈夫??警察呼ぼうか??という声と
電話の向こうでガタンガタンと物が落ちる音が聞こえて
やらかした…と気づく




「はい、い、い、いえ、なんでもないです!」






“「いいえ、はい、どっちなの」”


“「やべぇ、その子さっきの子??面白れぇな」”


“「あんま迷惑かけんなよ〜」”






次々と聞こえるいろんな人の声や笑い声
どういうことですか…もぅ…





“JN「ごめん、Aちゃん!俺の部屋に皆来ちゃって

今からミーティングあるから切らないと…
また、ライブ来てね!あと、暇な時連絡してもいい??」”




まぁ、暇な時とは言っても頻繁にはできないけど…



なんて言ってるけど
逆にこっちが聞きたいです、大丈夫なんですか?
というか、今からミーティングなんだ、大変だな＿＿





“「ジュナ〜早く〜、」”



“JN「はーい、今行く〜じゃあねAちゃんおやすみ」”







「おやすみなさい」



ツーツーとなるスマホ片手に目を瞑ってみる
なんだろ、ムンジュンフィ君と話してたらいつの間にか不安もなくなってて
頭の中が軽くなった気がする…
まぁ、推し達と話せるだなんてリラックス効果しかないけど








＿＿＿

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