渚のエトランゼ (ページ37)

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「あれ、朝早いね織山くん」

織山「あー…なんか、寝れなくて」

次の日、いつもより早めに目が覚めて部屋から出ると、同じタイミングで部屋から出てきた織山くんと鉢合わせる

どうやら全然寝れてないらしく、顔色が良くない。やっぱり昨日のことが原因なのかな

「…その、私に出来ることがあったらなんでも言ってね！」

織山「ん、ありがとう。でも本当に大丈夫」

「そっか、寧々さんがいるもんね」

織山「っ、なんでそこで寧々が出てくるんだよ…！」

「あれ？…織山くん顔赤くない？(笑)」

織山「うるさい、」

寧々さんの話題を出すとあからさまに顔を赤く染めて恥ずかしそうにする

おっと…これは昨日、何かあったな？わかりやすいな！

………まあでも、織山くんと寧々さんは恋人だし、つらいときに頼れる存在なんだろう

「織山くんってツンデレだよね～。愛想つかされないようにね！」

織山「はぁ？うっさいな、それより自分の心配したらどう？」

「え、私？」

織山「深田のこと。いつの間にか他の女に取られても知らないから」

「な、なんで私が深田くんのこと好きって知ってるの…？！」

織山「逆にバレてないと思ったの？皆気付いてると思うよ、言わないだけで」

「うっそ、ほんとに！？」

元木「あれ？2人とも朝から楽しそうじゃん。珍しい組み合わせでじゃれあってんのな」

織山「別にそんなんじゃない」

元木「はいはい、素直じゃないんだから(笑)」