渚のエトランゼ (ページ13)

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「じゃあ私もやる！」

織山「Aちゃんはダメ。嶺亜くんから禁止されてるから」

「え、嶺亜くんが？」

皆が掃除してる中、私だけ休むって訳にもいかないからやると言えば、織山くんに即却下された

どうやら嶺亜くが皆に何か言ったらしい

織山「Aちゃんはあくまで客人だからゆっくりしてろってさ」

「いやでも…！」

黒田「どうせ今までまともに遊べなかったんだから。って言ってたかな。夏休みの間だけでもしっかり休めって。嶺亜くん優しいよね」

元木「俺らが例外なだけだから！」

檜山「だから気を使わなくて良いから。ゆっくりしてて」

「うん…ごめんね、ありがとう」

嶺亜くんがそこまで言うのなら、お言葉に甘えさせてもらおう

それに、今ここでどれだけやると言っても皆に止められる気がした

素直にありがとうと言うと、ニコニコ顔で皆が掃除を再開する。と言っても庭掃除組はただ遊んでるだけに見えなくもないけど。

『………あ、そうやん。今日あれの日じゃなかったっけ』

「あれの日？」

内村「あー、あれね。そうだ！Aちゃんも一緒行こ！」

「え、なになに…」

『Aちゃん着替えてきて！掃除終わったら出掛けるよ！』

何かを思い出したかのように声をあげる深田くんに首を傾げる

わからないのは私だけみたいで、会話が進められて何故だか私まで参加させてもらうことになった

あれの日って…何の日だ？？