【俺だって褒められてぇ時もある】2 ページ6
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※進撃の世界にナイものが多数出てきますが、お許しをっ///
Aに、死ぬほど美味いケーキを作って褒めてもらう。
・・・いい計画だ。
だが・・ケーキか。
どうやって作るんだ。
「兵長！こんなところで考え事ですか？」
「・・・ん？あぁ、ペトラか」
ちょうどいい。
聞いてみるか。
「ひとつ聞きたいんだが。ペトラよ、ケーキの作り方を知っているか？」
「えっ？ケーキですか？うーん・・・あ、そうだ！資料室に、お料理のレシピブックが
ありました・・・って、兵長、お料理されるんですか！？」
「あぁ？いや・・・まぁ、ちょっと・・な。気にするな」
曖昧に答え、その場から去る。
資料室に、そんなものがあったとは。
見に行ってみるか。
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「・・・・ほう」
俺は資料室の隅で、さっそく発見したレシピブックを読みあさっていた。
ケーキといっても、色々あるのか。
パラパラとページをめくっていると、ふと指が止まった。
『濃厚★ガトーショコラ』
シンプルな見た目と、『濃厚』の二文字が、俺の心をくすぐる。
・・・・悪くない。
・・・これに決まりだ。
バレないように、レシピブックを兵長室に持ち込み、紙に必要な材料を書き出す。
［チョコレート、無塩バター、卵、砂糖、生クリーム、薄力粉、ココア、粉砂糖］
・・・まぁ、何とかなるだろう。
懐にマイバッグを忍ばせ、こっそり街へと買い出しに出た。
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食料品を売っている、馴染みの店の店主に、買い物リストを見せる。
「これが欲しいんだが、用意できるか？」
「は・・はい！コレは、その・・・リヴァイ兵士長が使うんで・・・？」
「そうだが」
リストと俺の顔を交互に見比べながら、苦笑いを浮かべてやがる。
「お菓子作りでも始めるんですか・・・？」
「・・・ぐだぐだ言ってねぇで、さっさと用意しろ」
俺は、黒猫の絵が端に描かれた、お気に入りのマイバッグを、店主に突き出した。
「・・・ヒイッ！わかりましたよぉ・・・」
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材料は、そろった。
俺は兵士長室でひと息つく。
あとは、俺の腕にかかっているというわけか。
誰もいない時間帯・・・
夜中に、食堂で作ってみるか。
年甲斐もなく、少し緊張するな・・・。
留守中にエルヴィンが置いていったであろう書類の山は放っておいた。
俺は今、忙しい。
レシピの隅から隅まで、熟読する必要がある。
俺は今、何よりAに褒められてぇ・・・。
ー続くー
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凪沙(プロフ) - にんじんさん» にんじんさん、コメありがとうございます！団長は熱血天然な感じになっちゃいます（笑）(*´Д｀*) (2017年12月24日 1時) (
レス) id: 28ac3c9ea9 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん - エルヴィン団長なんかカワイイ！ｗｗｗ (2017年12月24日 0時) (レス) id: 1018656ff9 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - かなんさん» かなんさん、コメント凄く嬉しいです！ヽ(；▽；)ノそのセリフは...ケーキ作りかな？何かと間違っちゃう兵長です/////よかったら続編もよろしくお願いします(=´∀｀)頑張ります！ (2016年12月11日 0時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)
かなん - 「・・・選択を間違えたか」ってとこにかなりツボりましたwww (2016年12月10日 22時) (レス) id: 47873baf47 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - サハラさん» そんな〜！///(＊´Д`＊)気に入って頂けるよう頑張ります！...突然、あらぬ方向に行くからなぁ..兵長（笑）お待ちくださいねっ♪ (2016年4月23日 20時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)
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