【今日はお前を離さねぇ】3 ページ45
「え！？ちょっと兵長っ・・・！？」
静まり返った食堂が、変な緊張感に包まれてる・・・。
もう、兵長！！
周りの視線が気になるよ〜〜！
「ふ〜〜ん。Aも大変だねぇ！！リヴァイ、くっついてるとこ悪いけど、Aは借りてくよ！さぁ、行こう」
「は、はい・・・！」
ハンジさんが私の手を掴み、歩き出す。
ズルズルズルズル・・・・
「・・・・あれ！？ちょっと、A〜！重いよ！？」
「いえ、あの・・・兵長が！」
「・・・クソメガネなんかにAは渡さねぇ」
ギュッと胸に顔を埋め、しがみついたまま、私と一緒にズルズルと引きずられる兵長。
「へいちょおおおっ！！」
「リヴァイ〜！！何やってんのさ！まったくもう・・・！！」
呆れ顔のハンジさん。
ふたりで兵長を引き剥がそうとするけど・・・
「ううーーんっ！！」
「兵長ぉ〜！離れてくださぁぁいっ・・！」
全然、取れない！！！
「・・・ハァ、ハァ・・どうなってるんだコレ！！全然離れないな・・！！」
「もう・・・！兵長・・・っ」
「・・・よし、A。無理だねコレ、うん。あきらめよう。リヴァイに離れるよう説得したら、私の部屋に呼びに来てくれる？」
「は・・はい！！ すみません、ハンジさん・・」
「あはは！いいよ、珍しいモノ見れたし」
･**･゜ﾟ･**･゜ﾟ･**･゜ﾟ･**･゜ﾟ･**･゜ﾟ･**･゜ﾟ･*
「・・・リヴァイ兵長、どうしたんですか？あの、何かヘンですよ・・？」
食堂では落ち着かないので、ひとまず兵長室にお邪魔した。
ソファーに並んで座ったけど、今度は肩に腕をまわされて密着状態。
こんなんで説得出来るのかな？
自信無かったりして・・・。
リヴァイ兵長は、反対の手で私の頬を優しく撫でながら、ポツリ・・と話し出した。
「・・・お前が俺に、別れを告げる夢を見た」
「え・・・？」
「リアルな夢だった。現実との区別がつかねぇくらいにな・・・。だから、今日はお前を意地でも離したくねぇ。ずっと、俺の側にいてくれ・・・・いいだろ？A」
甘く、切ない声が耳元をくすぐる。
「・・・へいちょお・・っ！駄目です・・！私は仕事・・が・・・」
真っ直ぐに私の瞳を見つめる兵長。
顔を傾けながら、私に唇を重ねて・・・
「だ・・め・・・・ンンっ・・」
そのままゆっくりと私に身体を預けてくる。
このままじゃ・・・
誘惑に負けちゃう〜〜〜！！
ー続くー
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凪沙(プロフ) - にんじんさん» にんじんさん、コメありがとうございます！団長は熱血天然な感じになっちゃいます（笑）(*´Д｀*) (2017年12月24日 1時) (
レス) id: 28ac3c9ea9 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん - エルヴィン団長なんかカワイイ！ｗｗｗ (2017年12月24日 0時) (レス) id: 1018656ff9 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - かなんさん» かなんさん、コメント凄く嬉しいです！ヽ(；▽；)ノそのセリフは...ケーキ作りかな？何かと間違っちゃう兵長です/////よかったら続編もよろしくお願いします(=´∀｀)頑張ります！ (2016年12月11日 0時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)
かなん - 「・・・選択を間違えたか」ってとこにかなりツボりましたwww (2016年12月10日 22時) (レス) id: 47873baf47 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - サハラさん» そんな〜！///(＊´Д`＊)気に入って頂けるよう頑張ります！...突然、あらぬ方向に行くからなぁ..兵長（笑）お待ちくださいねっ♪ (2016年4月23日 20時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)
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