【リヴァイ】俺だって惚れた女に甘えてぇ時もある。〈1〉【進撃・短編集】

【俺が目薬をさせねぇはずがねぇ】4 ページ32

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「・・・兵長。ちゃんと目薬できたら・・・・ご褒美あげます♪」

「・・・何？」


眉がピクリ・・と反応した。
ふふふ・・・♪
気になってくれてる・・・。


「・・・で、どんな褒美だ」


しまった〜！
ご褒美の内容を聞いてくるとは・・・。

「秘密です♪」とか言ったら、拗(す)ねるパターンだ、コレ・・・。


「ご、ご褒美はっ・・・。ちゅ、ちゅう・・です」

「・・・・・いつでも奪えるだろうが。・・駄目だ。他のにしろ」


恥ずかしかったのに！！

ご褒美にダメ出しされた・・・！



もう・・・こうなったら、恥ずかしいなんて言ってられない！！
大事な兵長の目を助けるためなら・・・

私はすべてを投げ打つ覚悟があるっ！！


「・・・・リヴァイ兵長」

「何だ」




ドクン ドクン ドクン ドクン・・・




「目薬させたら、・・・・・・してあげます」

「・・・・あぁ！？ほ、本当か・・？A・・お前、そんな事まで・・」


目を見開いた！

いっ、今だぁあああーーー！！！



ポタッ ポタッ・・。


ジワ〜〜〜〜・・・・





「・・・き、キタ・・・・！！」

「きましたか！？兵長！」


私の膝の上で、目をパチパチ瞬きさせる兵長。


「・・・あぁ。ジワっと染み渡る感じだ・・・・」

よかった・・・。


もしかしたら、これを機にトラウマ治るかもしれないし・・・！





ホッと一息つく私。

さてっ。
紅茶でも淹れて・・・


「・・・おい、A」


私の肩に手を置き、身を起こす兵長。

あれ・・・？


何か、兵長の顔・・・迫って来る・・・





ドサッ



「えっ？兵長・・・・んんッ！」


ソファーに押し倒された私のカラダが小さく弾み、唇を奪われる。
頰を撫でる兵長の手が、首筋へと滑り落ち・・・


シャツのボタンに指を掛け・・・・


「ふぁっ・・兵長・・・っ？」




「フッ・・・。褒美をくれるんだろ？A。忘れたとは言わせねぇ・・」



ーENDー


ありがとうございました！！

次回は、嬉しいご要望がありまして、
エルヴィン団長の番外編『私だってすべてを放棄したい時もある。』を
お送りします♪( ´▽｀)笑笑笑

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